2014年2月3日月曜日

イヤホン XBA-10 購入

ハードオフで新品3150円となっていたソニーのバランスド・アーマチュアドライバ搭載モデル、
XBA-10を購入しました。



12年発売の古いモデルですが、価格も落ちてきて手軽に良音質を楽しめます。

イヤホンにはダイナミック型とバランスド・アーマチュア型があり、それぞれ特徴があります。
バランスド・アーマチュアは、ダイナミック型と比べて
・小型
・分解能が高い
・低音が出にくい
・高価
等の特徴があり、クリアで澄んだ音を楽しむことができます。
一方で低音が出にくいため、小型である特性を活かして担当音域別に複数個のドライバを搭載したものもあります。

本製品はシングルドライバモデルとなっており、同シリーズの中でも安価な部類になっています。


この製品の特徴は、サイズと遮音性にあると思います。

BA型のシングルドライバだけあって、大豆並みの小型ボディに仕上がっています。付けたまま寝転がっても邪魔になりにくく、つけていても目立ちません。

遮音性については、イヤーピースとシュアがけし易い形状がかなり高ポイント。
ソニーおなじみのハイブリッドイヤーピースが7サイズに加え、より耳栓効果を高めたノイズアイソレーションイヤーピースが3種類ついています。
特に、ノイズアイソレーションタイプを使用した際には周囲の騒音をかなりカットしてくれます。

また、遮音性という面ではタッチノイズも気になるところですが、このイヤホンは前述のとおりシュアがけが可能です。
イヤホンの形状に天地がないため、LRを逆につけたりすることもなく自然にシュアがけができます。
コードはフラットタイプですが弾力はないので、耳の裏から外れやすいということもありませんでした。




というわけで、個人的には大満足となりました。

今まではPHILIPSの至ってシンプルなイヤホンとSonyのノイズキャンセリングイヤホンを使い分けていましたが、これからはこのXBA-10一本に絞れそうです。

流石に電車がトンネルを通過するときなどはNCイヤホンのほうが静かに感じますが、NCが苦手とする人の声などはこちらのほうがしっかり遮ってくれます。
NCイヤホンにノイズアイソレーションイヤーピースをつければもっといいような気もしますが、今のところ手軽に使える利便性を考えればこれがベストですね。


なお、このモデルにはもう一段階廉価なXBA-C10というタイプがあり、高温域中音域が劣る代わりに低音域が少し強化されていたりもするのですが、こちらは本体の形状が少し異なります。

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