2017年1月29日日曜日

バッファロー製マウス BSMOU05M のクリック感改善

いかにも廉価なTHE・マウス


実売300円台という,ダイソーの324円マウス並の低価格マウス。BSMOU05M。
急遽間に合わせでサブPC用に購入したものの,想像を絶するクソっぷりで封印していました。最近ロジクールM105のホイールを調整したので,ついでにとこっちの不満点も改善を試みました。


●不満点は,クリック感
このマウス,安っぽいのは価格相応で良いとして,強くクリックした時に何とも言えない残念な気分になります。特にダブルクリックのときなどわかりやすく,クリック後にボタンが「ビョーーーン」ってな感じで跳ね返ってくるのです。

完全に「ビョーーーン」

うるさいし,気持ち悪いし,とても使えたものではありませんでした。



●原因は,多すぎるアソビ
300円のマウスに手間を掛けるのもアレだし,どっか適当に詰め物でもして済ませてしまえ!
くらいのノリで分解。(M105同様堂々と見えている+ネジ1本外せば分解可能)
左右ボタン裏のストッパー(ボタンが引っこ抜け無いようにマイクロスイッチの上についてるアレ。正式名不明)とボタンの間に細く切った養生テープを貼り付けました。



●とりあえず解決
とりあえず,これで「ビョーーーン」はなくなりました。
安っぽいのでペコペコしたクリック感ではありますが,サブ用なら使えるレベルまで改善。
といいうかもうちょっと精度よく作ろうよ。いくら実売300円台とはいえ……



●一応,BSMOU05Mの特徴
現在(2017/01/29)在庫のみですが,記事で書いてきたとおりネット通販では300円台で売られていた格安マウス。定価も1000円ちょっとで,量販店で買っても500円とかそれくらいで買えた。

・有線
・3ボタン
・光学式(赤色LED)

とかなりクラシカルな機能ではあるものの,USBケーブルが50cmと短く,代わりに延長ケーブルが付属するという結構親切なセット。

ノートPCなどで使うときは確かに長いケーブルが煩わしいので結構うれしいです。
付属の延長ケーブルは他の用途にも使いまわせるし。

後継機種には同じ形で静音タイプのものあり,価格も僅かにしか違いません。ただし,このクオリティで静音タイプのスイッチがどれほど保つのかちょっと不安だったり。
どちらにせよ,間に合わせで買う使い捨て感覚のマウスです。




そんなこんなで,M105とこのBSMOU05Mと立て続けに2つのマウスが使える状態に復帰しました。M105はまだしもこのマウスはもはや100均クオリティで,結局非常用に寝かすことになりそう。
最近安くなってた無線マウス結構買ったし,中古の有線VAIOマウスも結構増えたし,使いみちが全然無い……

2017年1月28日土曜日

アルカリ電池を充電して使い倒す

はじめにお読みください。
・アルカリ電池を充電するメリットありません
・液漏れにより機器が破損するばかりか,最悪の場合爆発事故などの重大な被害が発生する可能性があります。
・アルカリ電池の充電は自己責任で(私は責任を負いません)

※本記事はアルカリ電池を充電してコストカットをするのが目的ではなく,あくまで「その気になればどこまでアルカリ電池を使い倒せるか」という単純な興味によって作成しています。充電器や使用機器が液漏れ等で破損するリスクを考えれば,充電式電池や新しいアルカリ電池を買うほうが安上がりです。




●アルカリ電池は充電してはいけない
けど,充電っぽいことはできる。
実際,充電器に突っ込むと電圧が回復するのだから,充電したくなってしまうのも仕方ない。
……仕方ない。



●充電時の注意
・発熱するような長時間充電は厳禁
・市販のアルカリ電池用充電器の使用は厳禁
・使用後はすぐ充電し,古いものや使用後長時間放置したものの充電は避ける
・マンガン電池やリチウム電池,オキシライド電池の充電は本当にだめ


ホームセンターなどでアルカリ乾電池用の充電器が売られているのを知っていますか?
これは私も子供だった頃,もう15年くらい前に使っていたことがあります。
当時はおもちゃ類で単三電池をかなり消費していたうえ,ゲーム機やデジカメなども乾電池駆動のものが多くありました。また,アルカリ電池自体も今より割高で,100均でも4本100円でした。(今は6本で100円くらいが当たり前になりましたね)

そんなわけでアルカリ充電器を使い始めたわけですが,まあ液漏れがそれはそれは発生します。子供の知識で無理な使い方をしていたのも事実ですが,そういった使い方に対する安全装置はそれほど充実していないということです。

充電時間も長く,結構電池自体も熱くなっていた記憶がありますから,個人的には使用しないことをおすすめします。


●Ni-MH用充電器に突っ込んでみよう
実は上に上げたアルカリ電池用充電器より,ニッケル水素用充電器の方が安全に充電できたりします。理由は単純で,エラーチェックが厳しいため。

パナソニック系のクイック診断機能付き充電器は,そもそも診断時に異常判定されアルカリ電池の充電はできません。
古い充電器ではエラー検知が無い機種もあるので,電池の発熱・破裂が起こる可能性があります。

異常電池判定機能があり,ある程度判定が甘い(異常電池判定されるまで猶予がある)充電器がアルカリ電池の充電には最適です。

私が使用しているのは
●三洋 NC-M38
●ソニー BCG-34HRE
●100均充電器
の3つ。ソニーBC-CS1でも充電できますが,エラー検知があるのかわからないため積極的には使っていません。(多分無い)


2017/02/04追記ソニーのサイバーショット付属充電器BC-CS2Aが手に入ったため,BCG-34HREに変わってこちらを使えないか検討中。ちゃんとエラー停止し,出力も400mAと満充電検知ができるタイプにしてはかなり控えめ。
1本のみの充電も可能で,単4の端子も電池形状による接触不良の起きにくいタイプ。おまけにメガネケーブルで机上に置いて電池状態の監視がしやすい。
なにより,最悪液漏れ等でだめになってもそこまで困らない。


NC-M38は出力も単3で160mAと低く,異常検知機能もあるため最も安全に充電ができると思われます。今まで,充電中の電池が熱くなったこともありません。欠点としては,直列充電のためコンディションの近い電池を2本セットにしなければ充電できません。また,端子形状の都合で単4電池はうまくセットできない場合が多いです。

BCG-34HREは急速充電器ですが,問題なく充電ができます。ただし,NC-M38よりは早い段階で充電エラーになる印象。また,急速充電器なので早く充電が終わるということもなさそうです。1本単位で充電できるのが利点ですが,液漏れ等で充電器がダメになると困る(現役かつ貴重なリフレシュ機能つき)ので2本組ができない場合のみ使用しています。なお,単4電池は元気なものでも早めにエラーになります。


このふたつの充電器は,個人的にはかなり信頼できると思っています。根拠としては,充電を繰り返すたびにエラーが出るのが早くなり,BCG-34HREなどは最終的にセットした瞬間にエラーとなるからです。


これらに比べ,全く安全対策のされていない100均充電器は最後の手段です。
基本的には数分の短時間充電のみ,加えて充電中はそばから離れず,定期的に電池の温度を触ってチェックする必要があります。それでも,他の充電器で弾かれるまで負荷がかかっているため,液漏れの危険は非常に高いといえます。
また,100均充電器を使い始めると捨て時がわからなくなってきます。沼です。



●充電時間短くない?
100均充電器はともかく,NC-M38やBCG-34HREではかなり短い時間で充電がエラー終了します。どんなに元気な電池でも,通常充電器のNC-M38でも,1時間を超えるような長時間充電になることはまずありません。
しかし,アルカリ電池の場合はこれで電圧が回復します。無理に充電式電池のような長時間充電をする必要はありません。
また,充電式電池と異なり,できるだけこまめに充電する方が良いようです。

どうやら,アルカリ電池の場合は「充電」というよりも「活性化」という感じに近いようです。元気な電池であれば,ほんの数分の充電で大きく電圧が回復します。一方で,一度深く放電してしまうと充電してもあまり電圧は回復しません。



●液漏れに注意してね
おそらくアルカリ電池を充電した経験のない人も,液漏れの経験はあると思います。電池を入れたまましまいこんでいた機器,電源を切り忘れて過放電状態になったものetc...アルカリ乾電池は過放電と経年で非常に液漏れを起こしやすくなります。
これは有名メーカーの高い電池でも変わりません。

充電した電池を使用する際は時計やリモコンなど長期間電池を入れっぱなしにする機器は避けましょう。また,機器を使用していない間は電池を抜いておくようにしましょう。



●アルカリ電池を充電してどうするの?
私の場合,アルカリ電池は使用直後にNC-M38で自動停止するまで充電をしています。機器での使用可能時間が短くなる度に少し消費電力の低い機器にとお下がり方式で使いまわしていき,最終的にNC-M38で充電不可になったものは100均充電器でちょくちょく充電しながらワイヤレスマウスなどで使用します。
マウスを使わないときは,電池は抜いておきます。


現在,おもちゃ類やデジカメなど大電力が必要な乾電池使用機器は激減しています。消費電力や使用頻度の高い機器は組み込みタイプのLi-ionバッテリーがほとんどだからです。
正直なところ,リモコンやラジオなどの危機には液漏れに強いマンガン電池を使うのが良いし,マウスなど使用頻度が高いものは充電式Ni-MHを使えばいい。アルカリ電池自体必要ない感じです。

冒頭で書いたように,本当にアルカリ電池を充電するメリットはありません。
どうしても1.5V必要な機器で使用し,電圧が落ちたらさっさと廃棄する贅沢な使い方で良いのです。消費電力の低い機器に使いまわす必要すらありません。だってそれらの機器にはマンガンやニッケル水素というアルカリより適した電池があるわけですから。

ロジクール製格安有線マウス Logicool M105

安い割に凝ったデザインは良い

しばらく前から使っている超有名所のマウス,Logicool M105。1000円前後と低価格なのは良いのですが,少しクセがあります。

●良いところ
・価格
 一応500円くらいのマウスもあるが,いかにも事務用という感じの物がほとんど。
・デザイン
 野暮ったさがないのはいいところ。
・保証
 ロジクール共通の3年無料保証付き

●悪いところ
・ホイール
 引っかかりなくクルクル回るタイプだが,ホイールクリックがしにくい(→分解して調整が可能です)
・質感
 軽くプラスチッキーでスカスカした安っぽい感じは価格相応


サブPC用に安い価格でそれなりのをと思って探したのですが,完全にホイールが想定外でした。サブPCで使っているのでなんとかなっていますが,メインでバリバリ使うには向かない感じです。

意外と,バッファロー製の500円マウスの方が個人的に手の形にあっていたり,クリック感が良かったり,ホイールが使いやすかったりします。(完全に業務用モデルですが…)

デザインに関しては結構良くて,サブ利用しているLenovo G560ともとても良く合います。

この価格帯だと,耐久性に劣るマウスも多くあります。その点ロジクールの3年保証は魅力的で,使ってみた感じも耐久性はそこそこありそう。
本当にホイールさえしっかりしていれば文句なしだと思います。


●追記
このマウス,なんとネジ一本(しかも見えるところにある,ごく普通の+ネジ)外すだけでかんたんに分解ができます!
ということで,唯一の不満点と言っても良かったホイールの引っかかり具合を調整しました。

ツメで引っ掛けるような固定が多いので,分解の際はそこだけしっかり気をつけてください。ホイールに付随しているバネの曲がり具合をちょちょっといじってやるだけで,好みの引っかかり具合に変更できます。

また,内部にはロジクールマウスでたまにある,金属製の重りが取り付け出来そうなスペースもあります。古いロジクールや,ロジクールOEMマウスがあれば,そこから重りを移植するのもありです。

ただし,分解するとロジクールの3年保証が無効になる可能性もあるので注意してください。

2017年1月25日水曜日

Logicool MK240 (ホワイト)

キーボードのK240はかなりコンパクト

左の黒いのがM186。右の白いのが付属のM212


地元のエディオンで処分価格の1700円で購入。動画&ネット用にしているLenovo G570で使うため購入しました。



●好きなマウスとセットで使える(ただし,Logiに限る)
G570は液晶を外してあるため,外部モニタに繋いで疑似デスクトップとして使っています。今までの有線キーボードも打鍵感などはとても気に入っていたのですが,どうしても無線化したかったので購入。マウスは必要なかったけど,Logicoolのマウスは好きなレシーバーとペアリングできるのであっても困らない。

LogicoolにはUnifyingレシーバーという上位レシーバーがある。これは専用アプリでかんたんに複数機器を登録できるけれど,実は無印レシーバーでもレシーバーと機器の組み合わせを変更することは可能。Unifyingのように一つのレシーバーで3つも4つも機器をつなぐことはできないけれど,MK240のレシーバーならマウスとキーボードを一台ずつ登録できる。普通はこれで困らない。

ということで,早速M186をMK240のレシーバーとペアリング。無事K240+M186を一つのレシーバーで使えるようになりました。
ペアリング用のアプリは「ConnectUtility_LC」で検索してみてください。



●使ってみて
使い勝手……の前に,マウスもキーボードもとても安っぽいです。これは価格的に仕方ないですが,気にする方はもうちょっと奮発したほうが良さげ。しかし実際に使ってみるとそれほど困ることはなく,キーボードも1000円くらいの小型有線タイプよりはだいぶしっかりした打鍵感があるし,マウスもクリック感やホイールの使い勝手等問題ありません。
マウスは3ボタンのごく標準的なものなので,機能面で不満があれば他のLogicool製マウスをセットにするのも手です。

ただしいくつか難点もあります。
まず,電池がキーボード・マウスともに単4×2本。単4電池なんてそこら辺でいくらでも手に入りますが,Logioolの一般向けマウスは単3電池1本のものが多いです。ELECOM等他メーカーも単3電池1本モデルは多くあり,それらに慣れているとちょっと煩わしい。
私がマウスにM186を使っているのもこれが理由です。(M186自体はMK240付属のものと大差ない性能だが,単3電池1本で動く)
もう一つ,キーボードにON/OFFスイッチがありません。キーボードは消費電力がかなり少ない(パッケージにはマウス12ヶ月に対しキーボード24ヶ月とある)らしく,こまめに電源を切る必要も無いということだと思います。しかし,動画を長時間垂れ流しにするときなど,うっかりキーボードに手が当たって……などが防げる電源ボタンは正直欲しかった。


●今のところ大満足
テンキー無しの小型キーボードは邪魔になったらサッとどかせて便利。PC専用デスクがあるならしっかりした有線キーボードでも困らないけど,そうでないならこの小ささはとてもいい。

キーボードは店頭の展示機をちょっと触っていたので,想定内の使い心地。小型モデルにしてはちゃんとタイプできます。ただし,それでも1000円くらいの事務向けフルサイズ有線キーボードくらいの使い心地。

マウスは電池の都合とM186をほんのちょっと前に買ったばっかりということもあって眠らせています。しかし,ちょこっと試用した感じではかなり満足度は高め。同社の格安有線マウス,M105と同様の形状ながら,マウスホイールのコリコリ感がしっかりあるので中クリックもし易いです。ただ,センサーは電池に押しやられて左端に寄ってます。
正直M186より手に馴染むので,そのうち元に戻す予定。(家に単3電池が大量に余っているのでひとまず単3を消費しないといけない)



●追記
ちなみに,本機には後継機種MK245 nano があります。違いは,
①レシーバーが小型になった。
②マウスにレシーバー収納スペースが付いた。
③キーボードの電池寿命が2年から3年になった。
レシーバーはもちろん小型でマウスにしまえる方がいいですが,モバイルするわけでもノートPCで使うわけでもないのでそれほど困りません。ただ,マウスの組み合わせを変えるのであれば便利ですね。(付属の安いマウスも活用するなら,ですが)
キーボードの電池寿命は1.5倍となっていますが,正直2年でも十分長寿命なので困らないです。が,電池は長持ちするほうがいいに決まっています。

というわけで,MK245は品番通りMK240のマイナーチェンジと考えて良いと思います。現在MK240が処分価格となっているところもあるでしょうから,価格差も考えてどちらを買うか選びたいところです。

2017年1月15日日曜日

ソニー BCG-34HNB BC-CS1

銀のほうがBCG-34NHB,黒いほうがBC-CS1

BCG-34NHBのカバーを開いたところ


最近ソニーのBCG-34HREを購入して以来ちょっとNi-MHバッテリに関心が湧いてきました。元々よくハードオフにふらっと入ってはVAIOブランドのマウスを探して買ったり洗浄したりちょっと使ったり結局しまいこんだりということをしていたのですが,そこに充電器も加わり。

というわけで300円+200円の合計500円でお買上げ。かなり古いモデルですが,一応使用できました。


●BCG-34NHB
出力はBCG-34HREの最大1050mAより大きい最大1150mA。しかしながら,2本直列充電となっているため奇数本での充電は不可です。また,劣化にばらつきがある電池を充電するのには向きません。

ちなみに単4電池は1本も3本も4本もダメで,必ず2本での充電になります。また,出力も480mAと,640mAの34HREより貧弱。

CHARGEランプも1つしかなく,正直使いみちはあんまりないですねえ。一応ニカド電池対応になっているのと,最新の急速充電器で充電不可の電池も急速充電できそうなので取っておこうと思います。

ちなみに,購入時充電端子の+側が2箇所液漏れで錆びついていました。削ったり錆取り潤滑スプレーで磨いたりしてクリーニングし,使える状態にはなりましたが……
前オーナーの不適切な使い方が原因とかなら良いのですが,ちょっと不安です。
特に不具合が無いにしても,最新機より劣化電池判定が甘いと言うことは,無理な充電で液漏れなど起こりやすいともいえます。充電したまま外出とか就寝は避けたい。


●BC-CS1
ソニーのデジタルスチルカメラ,サイバーショットに付属していた充電器。かつてサイバーショットは単3や単4のNi-MHバッテリで動くモデルが発売されており,その機種に添付されていたようです。

出力は単3が165mA,単4が70mAで,13時間のタイマータイプ。サイバーショットの電池は単3がmin.1650mAh,単4がmin.700mAhなので,0.1C充電になるように設定されているようです。
単3形について言えば,標準エネループクラスを満充電にするにはタイマーが早く,エネループライトクラスを満充電にするにはちょっと遅い。
単4では,標準エネループクラスがギリギリ満充電になりませんが,エネループライトクラスならいい感じに充電できそうです。わずかに過充電気味になりますが,出力が70mAなので問題ないでしょう。(単3も100均のmin.1300mAhくらいの充電なら問題ない?)

チャージランプは1つですが,1本でも2本でも充電可能。単3単4混合充電が可能かは不明です。
手持ちに三洋のmin.1600mAhの充電池(eneloopが出たばっかりの頃に廉価モデルとして売られていた)があるので,それ用に使えそう。単4電池min.650mAhモデルの充電にも使えそうです。13時間かかるためシーンは限られますが,電池に優しい0.1C充電で日頃の健康促進や急速充電器に弾かれたときのリハビリ用として重宝しそう。特に単4は100均充電器より優しい充電ができますね。
(地味にメガネケーブル接続型なのも便利)



ということで,狙っているBQ-CC55が安くなるまでに相当な数の充電器が集まってきそうな予感がします。今回は富士フイルムの充電器もあったけど,単3のみ対応だったので見送ってしまいました。本独立充電タイプの急速充電器がまた500円以下で出てれば,収集してみたいです。後はソニーの液晶付き。でかいけどメガネケーブル型で卓上利用が捗りそう。

2017年1月5日木曜日

BCG-34hreのエラー判定と充電モード

引き続きBCG-34hre使用して気づいたこと



●パナソニックの診断で弾かれる電池も充電できる
パナソニックのクイック自動診断機能で弾かれてしまう劣化電池も充電できます。ただし,通常電池と比べてかなりうるさいコイル鳴きが聞こえます。おそらく,劣化電池にはそれ用のモード(低電流?)で充電しているようです。

しかし,困ったことにアルカリ電池も充電できてしまいます。(時間はかかりますがちゃんと安全なうちにエラーで充電停止となるようです)
液漏れや破裂が怖いので数十秒しかセットしていませんが,手持ちの劣化電池同様のコイル鳴きがするモードで充電されます。
ただ,劣化電池の場合は装填直後からコイル鳴きの激しいモードで充電が始まりますが,アルカリ電池の場合は数秒僅かにコイル鳴きのする別モードで充電後に劣化電池同様のコイル鳴き状態に変わります。
もしかするとしばらく充電を試みた後エラーとなるかもしれませんが,色々怖いので1分くらいで充電を終了しています。


●劣化電池は充電中にエラー判定に移行する場合が多い
パナソニックなどで充電途中に弾かれてしまう電池は,かなりの確率で充電途中にエラー(LED点滅)で充電終了します。
たまに正常終了になる場合もありますが,本当に正常終了したのか,それともエラー検知に漏れたのかはわかりません。

エラー終了する電池でも,充電後は電池が熱くなっていることがあるため,逆にエラーでもちゃんと充電できていたりするのかもしれません。ただ,上記のアルカリ電池充電同様色々安全面で疑問が残るため,コイル鳴きのうるさいときは充電しないのが良いかもしれません。


●リフレッシュ機能が影響している?
急速充電器では異常に放電が進んだ電池などが弾かれやすいですが,リフレッシュ機能の付いている本機ではある程度充電を試みるのかもしれません。
その上で,最終的にうまく充電が進んでいないとわかった時点でエラーを出すような感じでしょうか。



●危険なのか?
劣化電池を充電する分にはさほど危険ではないと思います。温度や電圧などモニタリングしているため,大惨事になる前に充電終了になるはずです。また,劣化電池のときだけ明らかに充電モードも異なるため,それなりに安全に配慮はされているものと思います。(劣化電池を充電するシチュエーションは当然想定できるはずなので,劣化電池充電で事故が起きた場合はソニーが責任を負うはず)
しかし,アルカリ電池などは注意が必要です。大事故が起こる前には充電終了となるはずですが,液漏れなどは防げない可能性が高いです。
アルカリ電池自体は弱電流での充電ならある程度耐えられますが,元々適正に使っていても液漏れするような電池です。
最近は充電池と乾電池でデザインの区別がつきにくいものも増えているため,誤充電は十分注意した方がいいでしょう。



●アルカリ電池充電してみた
発熱に十分気をつけながらアルカリ乾電池を充電してみました。

★劣化の進んでいるアルカリ電池はすぐ弾かれる
放電が進んでいる電池はすぐにエラーで弾かれます。これは電圧が落ちている電池ほど弾かれるのが早い傾向があり,一応危ない電池ほど早くエラー判定がされると言えそうです。

★元気な電池も数分でエラーが出る
当初エラーが出なかったアルカリ電池も,数分(おそらく5分未満)くらいにはエラーとなりました。電池の発熱は全くありません。
発熱する前に充電停止しているため,一応安全と言えそうです。(アルカリは未使用時ですら液漏れの危険があることをお忘れなく)

★三洋通常充電器NC-M38とエラーの出し方が近い
私は安全性を見るためにあえてアルカリ電池を充電させることがあるのですが,三洋のNC-M38でアルカリ電池を充電したときと同じようなエラーの出方です。
M38で弾かれる電池は34hreでも弾かれますし,M38で弾かれない電池はやっぱり34hreでも弾かれません。
ただし,充電できるアルカリ電池も,両機種ともに発熱前にエラー終了します。
もしかすると,コイル鳴きがする時の充電モード自体もM38のような低速充電モードに近いのかもしれません。

このことから,おそらく34hreでは挿入直後の電池診断は行っておらず,実際に充電してみてエラーの判定をしているように思えます。
なにせ2004年から売られている機種ですから,当たり前の仕様といえばそうなのかもしれません。

事前チェックの誤判定による充電エラーは起こらない。そして充電中におかしな挙動があれば危険な状態になる前に充電を終了する。そう考えると,劣化電池を最後まで使い切るには本機は向いているとも言えます。(というか,パナソニック製は事前診断に加えて劣化電池お知らせ機能なる謎の機能もつき,必要以上に買い替えを促そうとしているように感じてならない。買い替え時期判定になった電池もリフレッシュで回復するという報告もある)



●安全に使ってね
ソニー製充電池を使う分には劣化電池を本機で充電不可になるまで使い倒しても問題なさそうですが,他社製電池の充電はソニー含めどのメーカーも安全保証をしていません。

また,本記事で紹介したアルカリ電池の充電実験に関しても,当然メーカーに禁止されてる使い方であり,大事故につながる危険もあります。これを読んで真似をするということは絶対にしないようにしてください。あくまでも,うっかり間違えて充電したときの安全対策がされているよというだけです。(アルカリ電池が本機で充電できるというわけではない)

古いくせに意外と優秀なBCG-34hre,販売終了となってしまったのがとても惜しいです。オークションなどでは液晶付きの上位機種も数百円から出品されているようなので,中古も枯渇する前に液晶付きも確保したいくらい。

2017年1月4日水曜日

BCG-34HRE 買ったので……手持ちの充電器備忘録

前回記事
メモ書きと自己満足(含利潤追求): ソニー製ニッケル水素電池+充電器 BCG-34HRE(富士通もあるよ)http://44ani84.blogspot.jp/2017/01/bdg34hre.html
の続き。


手持ちの充電器の比較とちょこっと使ってみての使い勝手を纏めてみます。
基本自分用。あと富士通のFCT321は今回ここに含めてません。でも直列充電なのを除けば結構使える良いやつだよ。


※非対応の充電器・充電池の組み合わせでの充電は完全に自己責任です



●所有充電器一覧
ソニー 
BCG-34HRE







パナソニック 
BQ-CC21












三洋 
NC-MDR02










三洋 
NC-M38












武田コーポレーション 
(型番なし,100均充電器)







※画像はすべて拾い物です。要望あれば削除します。




●ソニー BCG-34HRE

手持ちの機器は2015年製造。
他機種でも多い,「1~2本充電時は倍速,3~4本充電時は急速」タイプ。
機種としてはかなり古いもので,2004年には旧パッケージの同型品がAmazonに登録されています。
カバー部のCycleEnergyロゴが時期によって違うことと,同梱の充電池が時期によって違うこと以外は2004年から変化なし。
デザインはソニーらしいですが,なにせ13年前の製品なので少々古臭いです。配色がパールホワイト一色だったら今でも違和感ないかも。

スペック 
単3 : 1050mA*2 / 525mA*4
   (2000mAhクラス2時間充電)
単4 : 640mA*2 / 320mA*4
4本独立充電
リフレッシュ機能付き

スペックは以上の通り2017年現在においても不足ないレベル。
ソニーの割に基本に忠実で,変な不具合も少ない気がします。
(何故か後述のパナソニック機種の方が,「変な機能を入れて不具合を出す」というソニーみたいなことをやっている……)

リフレッシュ機能は最近の機種では省かれていて,実際エネループ以降のものはほとんどリフレッシュを気にする必要はないし,旧型品も長期間放置して不活性化した電池を年数回リフレッシュするくらいしか出番はない。ま,でも1台はリフレッシュできるのも持っておきたいよね。


●パナソニック BQ-CC21
手持ちの機器は2014年製造のベトナム製。
デザインはパナソニックらしい「シンプルだけど野暮ったい」不思議なデザイン。でも設計思想はおよそパナソニックらしくないのです。


スペック 
単3 : 550mA*4
単4 : 275mA*4
4本独立充電
クイック自動診断機能(電池の状態を検知し,最適な充電をする)
スマートチャージ機能(満充電状態をいち早く検知し消費電力カット)


はい,最後の2つがいらないお世話。
ちなみに,上記ソニーの機種同様1~2本充電時は倍速充電ができるため,2本充電時の出力は
単3 : 1100mA*2
   (2000mAhクラス2時間充電)
単4 : 550mA*2
になると思われます。(パッケージや説明書には4本時の出力しか載っていない)
数字だけ見ると単3がほぼ同じか微妙に早く,単4がちょっと遅い充電時間。基本的にほぼ互角です。

リフレッシュ機能が省かれているのは良いとして,この機種のダメたる所以は満充電検知が下手くそなこと。
急速充電器でこれは致命的でしょう。リコールあってもいいレベル。

具体的には,
・1本だけ満充電が検知されず,熱か電圧かタイマーかでストップがかかるまで充電が続く
・4本充電時に限り発生(3本では試していないので不明。2本では起こらない)
・毎回発生ではないがかなり高確率
・発生する電池やスロット位置は毎回ランダム
・Amazonレビューや個人ブログでも発生報告多数
という有様。

どうやら前機種のBQ-CC08でも発生が確認されているらしい。
後継機種にして現行唯一の選択肢になりつつあるBQ-CC55ではどうもこの不具合は無いようなので,電器屋でCC21世代のものが投げ売りされていてもCC55の方を買ってくださいね。

この機種は2本以下で倍速充電専用として活用します。
ちなみにソニーより劣化電池判定が厳しいです。おそらくクイック自動診断が影響している……?


●三洋 NC-MDR02
後述のNC-M38が流石に不便だったので購入。第2世代単4エネループ同梱だった気がする。
今となっては珍しい正方形タイプの2本急速充電器。LEDは1つですがちゃんと2本個別制御されています。つまり,1本だけでの充電も可能。単3単4混合可能だったかは……忘れてしまいました。

スペック 
単3 : 550mA*2
   (2000mAhクラス4時間充電)
単4 : 380mA*2
2本独立充電

2本独立とは言え,LEDが1つなので上記2機種と比べると使い勝手は劣ります。
充電速度は上記4本充電用の3~4本充電時並み。倍速非対応の4時間急速です。

エラー判定はBCG-34HREより厳しめ,BQ-CC21よりは甘めな感じ。
モバイルできるコンパクトモデル的な扱いだけど,BCG-34HREも結構小さくて困らないし,もっと小さい富士通FCT321もあるしで完全にいらない子。

1~2本で550mA充電したいときに使えるかもってくらいかな。



●三洋 NC-M38

レトロな標準充電器。なんとプラグの折りたたみ機能すらありません。
写真はグレーがかっていますが,私の持っているのは前面ホワイト背面グレーのツートン。

スペック 
単3 : 160mA*2
単4 : 100mA*2

写真でも見えますが,この充電器は必ず2本セットで充電します。その為,4本充電対応でありながら出力は2系統しかありません。(2本直列にしてまとめて充電している)

いわゆるタイマー式充電器で,満充電になってもCHARGEランプは消えません。
一応簡易的な安全回路は入っているようで,アルカリ電池をセットしても充電できてしまいますが,ある程度のところでエラーが出て充電終了します。

満充電は検知されませんが,出力が低いためタイマー動作時刻までほったらかしでも発熱は少なく,電池もそこまで痛まないものと思われます。
一応説明書ではmin1900mAhのエネループに対応しているようなので,それくらいの容量の電池までなら充電可能と思われます。これ以上の容量のものでは,タイマー時間内に満充電にならないかもしれません。
ちなみに,1900mAhのエネループで目安充電時間は12時間だそうです。

直列で充電するタイプなので,2本セットで使ったものを2本セットで充電する用ですね。状態や残量の異なる電池をセットにして充電すると,劣化を早めることになるかもしれません。

色々使い勝手は悪いですが,タイマー式標準充電器としていつか役に立つときが来るかもしれません。(一応,所有品の中で公式にニカド電池対応の唯一の充電器でもある)



●武田コーポレーション 100均充電器
みなさんおなじみ(?)の100均充電器(ダイソー版)
セリアやミーツなどにも同じものが置いてありますが,何故か充電器・充電池ともにダイソーだけ独自デザインです。(中身は完全に共通)

スペック 
単3 : 135mA
単4 : 135mA

なんと単3と単4で出力が同じです。コストカットのため,中には基板らしい基板は入っておらず,当然タイマーも無ければ単3単4判定や安全回路もありません。
ただ電流を垂れ流すのみです。

スロット部分も単3単4共通で,マイナス端子を起こして電池をセットするまでに初心者は苦労します。

まともに使うのであればコンセントと充電器の間にタイマーをはさみたいところですが,それなら100円でこれを買う意味が薄くなってしまいます。

ただし,LEDが2つあることからわかるようにNC-M38と異なり1本から充電が可能です。
電池自体も1本からのバラ売りなので,電池3本で動く機器に使うときはNC-M38より便利に使えます。(BCG-34HREとかBQ-CC55とかあればそれで済むんだけど……)

また,この充電器はそのシンプルさ故に是非1台は持っておきたい一品に仕上がっています。
急速充電器で充電できない電池も,これで数時間充電してもう一度急速充電器にかけると復活することもあります。
標準充電器でも乾電池判定されて充電できない劣化電池ですら,これを使うと充電できます。(ただし応急処置。その後も引き続き他の充電器で弾かれる電池は廃棄推奨)



●BCG-34HRE最高
はい結論。
これに尽きます。
結局早い段階でこれ1つ買っておけばそれで済む話だった。2004年から売られてるわけだから,三洋の2機種もパナソニックのへっぽこ機種も買う必要なんて無かった。せいぜい100円充電器と富士通FCT321があればそれで十分だった。

ただし現在(2017年1月4日)流通在庫のみだと思うので,品切れ後は買うならパナソニックのBQ-CC55一択かなあ。
充電の進捗状況がLEDの点灯パターンで分かるのは純粋に便利だと思うし,デザインもだいぶ良くなった。充電速度も三洋でいう3倍速充電並になってるし,本当にCC21にあった不具合がないならとても完成度は高い。

買い替え時期お知らせ機能なんかも気になるし,安くなってるタイミングがあったらちょっと買ってみたい。



2017年1月2日月曜日

ソニー製ニッケル水素電池+充電器 BCG-34HRE(富士通もあるよ)

ちょっと前に買ったパナソニック製BQ-CC21が想像を絶するポンコツだったので。
代替としてソニー製BCG-34HREと追加で富士通製FCT321を入手。


写真にはソニー・パナソニック・三洋・富士通の充電器が写っています。
右側手前の電池ケースにはソニー製充電器付属のサイクルエナジー シルバーと処分価格で4本108円だったオーム電機のエコプライドS。


●パナソニックBQ-CC21はなぜポンコツなのか。
・スロットがポンコツ(→下部の写真参照)
 特に単4電池はマイナス端子がチャチ過ぎて不安になる。

・4本充電時の異常充電
 これはかなりやばい不具合
 4本充電時かなりの確率で1本だけ充電が終わらない
 おそらく満充電状態の検知ミス。
 タイマーが動作して充電終了するまで充電され続ける
 小容量電池に継ぎ足し充電してるときにこれが起こると重大な事故につながる可能性も


主にこの2つが致命的。一つ目の方はまあ我慢できるけれど,二つ目は無理。普通に危険だし,電池破裂とまではいかなくても電池が痛むのは確実。
一応2本までの充電ならちゃんと充電終了するけどね。

BQ-CC21とBCG-34HREのカバーを開けたところ
パナ製は電池のセットの仕方が独特で,正直使い勝手は悪い




●なぜソニーBCG-34HREか
・リフレッシュ機能付き
 エネループの登場以降リフレッシュの要らない充電池が増え,最近の充電器はリフレッシュ機能が搭載されていない。
 しかし,100均充電池や昔の充電池など,リフレッシュが必要なものもまだある。

・2000mAhの2時間急速充電。4本独立充電制御
 これは必須条件。比較対象のパナソニックの新機種BQ-CC55等も4本独立制御で,さらに2000mAhが1.5時間で充電できる。

・カバー付き
 CC21は電池ボックス部にカバーが付いており,ホコリの侵入防ぐことができる。また,充電中の電池脱落防止にもなる。一方で,カバーをしての充電は熱がこもりやすく,あまり良くない気もする。BCG-34HREは,カバー付きのうえカバーをまるまる外してしまうこともできる。
 パナCC55はカバーがつかない。しまうときや持ち運ぶとき,カバーはほしい。

・生産完了している
 ソニーは充電池を大幅縮小し,今後は標準充電器のみの供給となる。電池自体も,単3は1000mAhの低価格モデル(シルバー),単4は750mAhの標準モデル(ゴールド)のみとするなど,リチウムイオン以外の充電式からの完全撤退があってもおかしくない。今後はパナソニックの天下となるだろうが,パナソニックの充電器が合わない電池用に他メーカーの充電器は確保したい



こんなところ。もちろんソニーが好きだからというのもある。しかし,充電池に関してはソニー好きになる前から三洋製をよく使っており,エネループも第1世代の頃から愛用している。CC21は公式にエネループ対応ということが買ってみたが,ほぼエボルタ用のCC08そのままで,お世辞にも使いやすくはなかった。CC55は三洋的なデザインになったし,LEDも派手でいい感じだけど,リフレッシュ機能がどうしても欲しかった。

結局,リフレッシュ機能がある高性能タイプの充電器がBCG-34HREくらいしか現在残っておらず,BCG-34HREも在庫のみということで滑り込み購入。



●BCG-34HREを使ってみて
当然BQ-CC21であったような過充電はなく,正常に充電が終了する。また,100均の充電池なども問題なく充電でき,異常に熱くなるようなことも無い。リフレッシュ機能はこの100均電池を使う上で欠かせず,長期間使用しなかったときや継ぎ足し充電を繰り返したときに活躍する。
(※公式にソニー製充電池以外の充電はサポートされていないため,すべて自己責任です)

100均充電池のような昔ながらの充電池は継ぎ足し充電が推奨されていないが,定期的にリフレッシュができるようになればある程度気にせず継ぎ足しができる。自然放電が多い100均充電池は使用前に継ぎ足してフル充電する必要があるため,かなり助かる。

リフレッシュ機能の使い勝手はまずまずといったところで,電池セット後本体のREFRESHボタンを押すとリフレッシュが始まり,リフレッシュが完了すると自動的に充電が始まる。充電はスロットごとにLEDランプがあるが,リフレッシュはランプが1つで,全電池の放電が完了するまで充電モードに移行しない。その為,残量の多い電池が混じっているとリフレッシュの時間は長くかかる。
リフレッシュ時間は2000mAhで4時間と長め。2000mAhクラスの電池4本を,フル充電状態からリフレッシュしてまたフル充電するためには8時間以上かかる。

ちなみに,充電器のサイズは4本充電の割にコンパクトで,BQ-CC21と比べても一回りくらいコンパクト。



●富士通FCT321
 USBから充電池の充電ができ,逆に充電池からUSB機器に給電もできるスグレモノ。低電圧になると自動で給電停止もされるので,100均の単3電池USB電源より安全。
とは言え,単3電池2本ではほとんどスマホの充電などには使えません。USBガジェットの電源なんかには割りと使えます。

一番のメリットはUSBから充電池が充電できることですが,説明書などにも仕様が明記されておらず,2000mAhクラスが3.5時間で充電できるということ以外どんな電圧でどれだけの電流が流れているかはわかりません。まあ3.5時間なら十分実用できます。一応急速充電器なので,満充電感知機能もあり。継ぎ足し充電もできます。

欠点は,必ず2本セットでの充電でなくてはいけないこと。独立制御では無いようなので,定期的に独立制御の充電器で充電してやらないと電池が痛みそうです。

なお,付属の電池はエネループと同じFDK製ですが,被覆の厚みがかなりあるようです。100均の電池ケースに入れるとびっちり挟まって取り出すときかなり硬いです。

パッケージといい,説明書といい,色々残念な富士通です。



そんなこんなで,またまた充電器と充電池が増えてしまいました。
充電池はBCG-34HRE付属の4本と108円のエコプライドS 4本,さらに富士通充電器セットの2本で10本増えましたとさ。せっかくリフレッシュ付き買ったけどもう100均電池いらない。
と言うか単4は所持数少ないのに,付属電池が単3ばっかりでどんどん単3ばかり増えていく。
今時消費電力多いやつはリチウムイオンだし,少ないのはアルカリなりマンガンなりでなんとかなるのにね。

富士通充電器はそんな単三電池に役目を与えられればなと思って買ったけど,結局それでまた電池も2本増えるという。


どうするかな,この電池。

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