2019年4月28日日曜日

VAIO L(VPC21)を使用してみて

前回・前々回ではメンテナンスをしていきました。
では実際に使ってみてどうなのか?



   1.スペック



スペックの再確認です。
細々とスペックアップを図っています。

CPU:i5-2410M(2.3GHz) → i5-2520M(2.5GHz)
メモリ:4GB → 16GB
HDD:1TB 7200rpm → 250GB SSD

CPUはVPCL24シリーズとかなり近いものを積んでいるので,そちらの参考にもなると思います。2410Mでもさほど違いはないと思いますが。



   2.スペック的な使い勝手は?



基本動作は当然軽快で,SSDと大容量メモリがあれば事務用途では全く問題を感じないでしょう。

問題になるのは動画再生等。
Giga Pocket Digitalでテレビを流していると大体常時15%程度のCPU使用率で,数秒おきに一瞬40%まで上がる程度です。
テレビを流しながらFlashで動くブラウザゲームなんかをすると結構厳しくなってきます。
割と簡単にCPU使用率100%に張り付き,あらゆる動きがノロノロ。
グリス塗り直しとホコリ清掃が効いているのか,排熱は問題なさそうでした。
これならi7のQMシリーズに載せ替えてもある程度は問題なく使えるかもしれません。

普通にテレビを流しながらブログを書いたりOfficeソフトを使用したりする程度ならほとんどファンの音も気にならないくらいで快適に使用できます。

2011年当時でもミドルスペックなので,こんなもんだと思います。テレビが見れたり画面が大きかったりデュアルモニタに対応していたりする分,余計にスペック不足を感じやすい面はあります。



   3.スペック以外での使い勝手は?



キーボードはテンキー不要ですが使い勝手は良いです。アイソレーションタイプでストロークもノートPCより少し長いか同じ程度。エンターキーやパックスペースキーも大きく,ノートPCのキーボードに慣れているととても自然に支えます。
ただ,エンターキーやバックスペースキーの打鍵音は大きいです。
VAIOボタンをはじめ,スリープボタン,ズームボタン,ボリュームボタンなどのハードキーも搭載されているのは便利。スリープボタンはディスプレイOFFボタンとして使用,VAIOボタンはGiga Pocket Digital起動ボタンとして設定しています。

マウスの使い勝手はちょっと微妙。劣化もあってか中クリックの反応が微妙なので,こちらはLogicoolの今まで使用していたマウスと変えました。他のVAIOマウスはモバイル用のものか有線モデルのどちらかしかないので,変にプレミアの付いていない物があれば手に入れたいです。

インタフェース類はUSB3.0が便利で,外付けHDDやUSBメモリなども現代の速度水準で使用できます。内蔵SSDもSATA600でつながるのでストレージ周りで時代遅れを感じることはありません。先進的なものは特にないな,というくらいです。



   4.総合的には?



CPUやGPUが要求される用途には厳しいです。i7のQMシリーズに交換すればかなりのスペクアップは見込めますが,消費電力と排熱の問題もあり,コストもそれなりに掛かるので考えもの。

逆に言えば,特別CPUを要求される用途以外で困ることはありません。
ゲームもFlashで動くブラウザゲーム程度なら,いろいろ同時に起動しなければ問題なく動きます。
外部GPUが要求されるものは当然無理ですが,そんなゲームは現代のミドルスペックノートでも無理です。

ともかく,価格なりと思って買うこと。
実は34000円で購入した後に25000円での出品も見つけました。写真点数が少なかったですが,付属品も一通り揃っているとの説明だったのでちょっと後悔。
これくらいの価格なら迷わず買いです。

個人的には余裕でメインPCです。

VAIO L (VPCL218) Win10化

前回のエントリからの続き。
分解してハード面の整備やスペックアップの次はお決まりのWin10化です。



   1.中古Win7機が狙い目



Win7からWin10へ1年間無償アップグレードができたことを知っている人は多いと思います。

対象期間内に1度でもアップグレードをしていれば,リカバリ等でWin7に戻っても何度でも10化できます。


と,言うのが建前。


実は,現在でも無償アップグレードは可能なようです。
やり方も特殊な手続きは全く不要で,通常通りWin10のインストールメディアを作成し,Win7実行中の画面でWin10のインストールを開始するだけ。

サポート終了目前のWin7マシンでも,Win10で無制限のサポート期間を手に入れることができます。



   2.VAIOのWin10化はすんなりとはいかない



VAIOに限らずメーカー製PCはいろいろ問題があるのですが,VAIO LをWin10化するときのポイントを紹介します。

メーカーからWin10化のサポートはされていない
Win8プリインストールのVAIOはWin10化キットが配布され,VAIO Update経由でドライバのインストール・アンインストールが自動で完了します。
Win7プリインストールのVAIOにはWin8化キットの提供はあるものの,Win10化キットは出ていません。

Win8化キットが一応使える
どれほどの意味があるかはさておき,Win8化キットをWin10化キットのように使用することが可能です。
Win8以降非対応になったり不具合が発生する機能が削除され,Win8で必要とされるドライバがインストールされます。
Win7よりはWin8の方が当然Win10との互換性は高いので,念の為使用するのがおすすめ。

キットなしでもいける
Win10はドライバ類が大抵自動で当たるため,クリーンインストールやメーカー製Win10化キットを使わなくてもさほど問題は出ません。Win8化キットを使っても,ディスプレイアダプタや有線LANドライバなどはエラーが出てインストールできませんでしたが,Win10インストール時点で最適なドライバが既にあたっていたようでした。

特殊機能が使えない
VAIO SEではGPU切り替えスイッチ,VAIO Lではテレビ機能(→Win8用を使用で解決)が代表的。その他,VAIOの設定の一部項目が削除。Win8プリインストールのVAIO Duo11ではノイズキャンセリング機能なども無効になりました。
VAIO Lの現在の無効化機能としては,画面下部にあるベゼル内のSONYロゴの点灯設定がありません。画質切り替え設定もなくなりました。後はとりあえず機能しています。(タッチパネルモデルでは,ベゼル部分のタッチジェスチャ機能も設定不可能になるようです)



   3.Win10化手順


1 Win7をアップデートする
ある程度Windows Updateを実行しないとWin10化できません。VPC21シリーズはSP1も当たっていないので最低限SP1。これでだめなら最新版までアップデートしていきます。
「Windows 7 for x64-Based Systems 用更新プログラム (KB3125574)」
を使用すると比較的楽に済みます。

2 VAIO Update,Win8化キットを使用する(省略可)
VAIO Updateをすべて済ませ,その後Win8化キットを実行します。
前述のように必須ではありません。

3 Win10をインストール
通常のインストールメディアでアップデートを行います。ライセンスも問題なく通ります。

4 Win8化キット,VAIO Updateを実行する
Win7のときにWin8化キットを使用した場合は,引き続きWin8化キットで新しいプログラムをインストールしていきます。

5 手動でアプリ・ドライバをインストール
一部のアプリ・機能は手動で更新が必要です。
Giga Pocket Digital(テレビ視聴アプリ)はSONY公式サイトから最新版のアップデータを探してきてインストールすれば視聴可能になります。Win8化キットを使用した場合はVAIO Update経由でインストールされます。
音質設定やキーボードのVAIOボタン,リモコンの特定のボタンを使用するために
「Sony Firmware Extension Parser Driver」をインストールします。
PC内部の「C:\Windows\Drivers\EXE」に保存されているドライバをそのまま使います。Win8化キットで一度削除されたような気がするのですが,このプリインストールドライバで問題なく動作します。
SD/MS Duoスロットのドライバの同様にプリインストールのドライバでOK

この「テレビ」「VAIOオリジナル機能」「SD/MS Duoスロット」の3つが手動対応必要な主な機能でした。

その他VAIOアプリの数種類がWin10非対応となっていますが,さほど困るものはありませんでした。常用している方がいたら代替アプリを探す必要があります。SONYも徐々にサポート終了していっているので…



4.Windows 10にするべき



ロゴ発光の設定とか画質設定とか,いくらか使えなくなる機能はあります。サポート終了まではWin7で使用するのもいいと思いますが,何れにせよ近い内にWin10化が必要。
そこまで制限が多いわけでもないので,時間のあるときにやっておくのがよさそうです。

2019年4月27日土曜日

VAIO L (VPCL218)清掃・換装・Win10化完了

このモデル(VPCL21)の分解レポートって少ないんですね。写真撮っとけばよかった。



   1.HDD・メモリ・マウス・キーボードの交換



基本の分解方法はすでにネット上に上がっている類似モデルと同じです。
HDDとメモリ,マウス・キーボード用レシーバはスタンド部分を外すとすぐに交換できます。(説明書にも公式に記載あり)

HDDはSeagate製の7200rpm・1TB・3.5インチが入っています。振動・衝撃対策が施されていますが,今の時代衝撃に弱く消費電力も大きい3.5インチモデルでたったの1TBとはなんとも貧弱。ソニーロゴ欲しさに購入したなら即換装がおすすめです。私は内臓に250GBのSamsung 750EVO SSDを載せ,USB3.0で3TBのWD Red HDDをつないでいます。内蔵SSDはSATA 6.0Gbpsで動作します。
余談ですが,2.5→3.5インチ変換アダプタは不要です。2.5インチ用のネジが余っていれば,都合のいいところにネジ1本で固定してやればOK。SSDは衝撃に強いので,神経質になる必要もありません。

メモリはサムスン製の2GBモジュールが2枚の計4GB。DDR3ですが,速度表記は確認せずLenovo G570の方に挿してしまいました…
当然G570に挿していた8GB 2枚をそのまま移植。問題なく16GBで認識しています。
(当然ながらノートPC用のメモリです)

キーボードとマウスはそのまま使用。中古やネットの個人取引だとマウスやキーボードが社外品の新品になっている場合も多いので純正がついてくるのは嬉しいです。電波が悪いように感じることがあるので,無線LAN等と干渉があるかもしれません。ひどい場合はレシーバを内部から取り出し。外部のUSBポートに接続すると改善できます。



   2.内部清掃・CPU交換



ここから先はメーカーも保証外。しかし発売から8年のモデルを購入してこれをしないわけにはいきません。(案の定ホコリがびっしりでした)

まずは背面カバーを外します。後期モデルやMCモデルはネジの数が削減されているようですが,このモデルは結構たくさんあります。ひとまず,スタンドを外した状態で見えるネジ+本体底面のネジ4本を全部外しました。
ネジは数種類ありますが,ネジ穴付近にネジの種類が刻印してあるのでありがたいです。

ネジが外れたらツメで止まっている背面パネルを外します。なれるまではここが一番難しい。最初に光学ドライブのベゼルから。手動イジェクトしてベゼルを外しておかないと後から破損の原因になります。
ベゼルが取れたらあとは底面側からバッチンバッチンと爪を外します。ノートPCと違い丈夫なのでさほど折れる心配はしなくて良さそう。

背面パネルが外れたら,内部に金属製のカバーがあります。これは大量のネジで止まっているので,根気よく外していきます。ここにもネジの種類別に刻印があります。
この金属カバーは,マザーボード上のチップセット(?)の放熱板も兼ねており,熱伝導シートがはられているので外すときには慎重に。ただ,8年ものなので高確率で熱伝導シートは破損します。破れ方によってはそのまま強引に使えますが,精神衛生的にも新しいシートに張り替えがおすすめ。結構分厚いタイプです。

金属カバーまではずれれば,CPU,ファン,ヒートシンクを直接見ることができます。
外して清掃・換装を行います。ホコリは塊状のものがゴロゴロ。ファンの羽根ににも,ヒートシンクの隙間にもびっしり。

CPUはi5-2410Mが乗っているのでG570に使っていた手持ちのi5-2520Mと交換。i5同士ですが,クロックは2.3GHzから2.5GHzに。本当はi7にしたかったのですが,内部構造的にQMモデルを載せるのは難しそう。VPCL2シリーズの上位モデルとは放熱系の仕様が異なると思います。ならTDPが同じデュアルコアのi7を載せればいいのですが,それだとi5の上位モデルとの差は少なく,コストはしっかり掛かるので今回は見送り。

大変だったのはグリスの清掃。予想はしていましたが,ガチガチに硬化してこびりついたCPUグリスを専用のリムーバーなどもなく剥がすのは結構大変でした。



   3.現代(第9世代Core時代)に通用するスペックか?


通用します。
ただし,Celeron等の安価モデルよりは良いという意味で。

中古価格もかなり落ちており,内部半導体の劣化や前オーナーの使い方等リスクを考慮してもお買い得感はあります。
一方で,動画編集や本格的なゲームなどは難しい。現代のノートPC用i3よりも劣るくらいの気持ちで買うのが良いのではないかと思います。事務用などでは余裕です。
(4コアモデルとは文字通り格の違いが…)

8年前のプロセッサと考えれば十分すぎるほどです。恐るべしSandyBridge


プロセッサ以外の面では,Type-CこそないもののUSB3.0ポート2系統,2.0ポート3系統,内部に無線レシーバ用1ポートと拡張性は及第点。G570と違って当然ギガビットイーサネット対応。無線LANは貧弱ですがCPU同様交換も可能。
HDMI入出力も備え,内蔵スピーカもそのへんのPCモニタより断然良いものが入っています。
使うかどうかはともかくBDドライブも搭載で,これもやろうと思えばHDDやSSDに変えてしまうこともできるでしょう。HDDベイが3.5インチ用なので,外付けにしなくてもSSDとHDDのデュアルドライブができそうです。


中古PCを購入する際,個人的に気にしているのはUSB3.0とCPUの世代。
USB3.0は説明不要。外付けHDDをつないで使用したところ,2.0では20MB/s程度しか出ません。
CPUはやはり第2世代Coreシリーズ以降のものを。初代と第2世代の差は大きいです。搭載可能な最大メモリすら違います。
CPU交換を考えるなら該当機種がソケット式CPUかオンボード式CPUかの確認も忘れずに。VPCSEシリーズなど,15インチノートPCでもオンオードの機種もあります。



   4.現在の仕様


標準状態
OS Win7 Home
CPU i5-2410M(2.30GHz)
メモリ 4GB(2GB×2)
HDD 1TB(3.5インチ7200rpm)


メンテナンス後
OS Win10 Home
CPU i5-2520M(2.50GHz)
メモリ 16GB(8GB×2)
SSD 250GB(SATA 6Gbps)


プロセッサの世代は古いですが,大容量メモリとSSDのおかげで快適です。

Win10にする際にはそれなりに苦労したので,また気が向いたらまとめてみます。

2019年4月20日土曜日

VAIO L (VPCL21)購入

※まだ手元にはありません。



   まえがき



前々からソニーVAIOのデスクトップPCがほしかったのですが,ソニーはいわゆるデスクトップPCから撤退して久しく,流石に現代においてPen4マシンを使うのは困難です。

そのため,狙いはソニーが「ボードPC」と呼ぶ,いわゆる液晶一体型デスクトップ。

これはいわば大型で特殊な形状のノートPCです。一部モデルはテレビ機能も内蔵しているため,小型テレビにノートPCをくっつけたような製品になります。

Core iシリーズ以降はノート用のCPUを使用するのでスペックは低いですが,現在メインで使用しているPCはすべてモバイル向け第2世代Core i5ばかりなので問題ないと考えました。



   1.ソニーの一体型パソコン



Windows7以降を搭載している一体型は3シリーズあります。
(Windows10ライセンスの関係で,Windows7以降に限定)
1.VAIO J
2.VAIO L
3.VAIO Tap

基本は見た目ではっきりわかるのですが,JとLだけ注意が必要です。
C2D世代まではJとLは同じデザインを採用しており,2011年発売のCore iシリーズ搭載のモデルからLシリーズは新デザインに移行しています。
(最終型の第3世代Core iシリーズ搭載モデルで更にマイナーチェンジ)

VAIO Tapはバッテリー搭載の大型タブレットPCの扱いです。



   2.VAIO Tap21を選ばなかった訳



単純に性能を考えれば,やはりソニー時代最終モデルかつVAIOデスクトップ最終モデルのVAIO Tap21は非常に魅力的です。
一時期ソニーストアのアウトレットで6万円程度で販売されていたこともあり,そのときに購入しておけばよかったのですが……

今購入すると,比較的価格が高い割にCPUの性能はそれほどでもなく,端子類も控えめです。


そこで,価格が非常に安いVAIO Jシリーズか機能充実のVAIO Lシリーズに絞りました。




   3.JかLか



まず気になったのはVAIO J。なにせ安いです。スペック的に厳しいことに目を瞑れば,第1世代Core i5搭載モデルが15000円程度で手に入ります。
サブノートのLenovo G560がi3-330Mを搭載しているのでなんとなくスペックは想像が付きます。
サブとしてはまだまだ使えるスペック。ただ,CPUをi5-2520Mに換装しているLenovo G570の置き換えとしては少々物足りません。

また,現在デスクトップ代わりのLenovo G570は本体のアナログVGAの他にUSB-DVI変換アダプタを使用してデュアルモニタにしています。
これは私のG570が最廉価モデルで外部映像出力がアナログ1系統しか無いためですが,マウスカーソルなどをすばやく動かすと描画が追いつかないなど快適とは言いにくい環境です。

せっかく買い換えるなら,外部映像出力対応のものが良いと考えました。



この条件に当てはまるのは,VAIO Lの後期デザインモデルのみでした。



   4.VAIO Lは今より生活を快適にできるか?



Lenovo G570での不満点ははっきりしています。端子類です。数とグレードの両面に問題があります。

一方で,スペック的にはさほど問題がありません。CPUは換装して快適ですし,メモリもノート用DDR3が底値のときに8GB×2枚のデュアルチャネルキットを購入しています。カタログ上の最大メモリは8GBとなっていますが,問題なく16GBで認識します。(G560ではそもそも8GBモジュールが認識されませんでした)SSDも搭載でストレスフリーです。

そう考えれば,スペック面ではCPU,メモリ,SSDすべて移植可能なのでマイナス面はありません。


端子類はどうでしょう。G570の問題は,
・有線LANが10/100対応でギガビット非対応
・USB2.0が4ポートのみでUSB3.0端子なし
・外部映像出力がアナログVGA1つのみ
この3つ。

特に外付けHDDをつないでNAS代わりとしても使用し始めたことで,ネットワークとUSBが不満の種でした。


VPCL21シリーズは,
・有線LANはギガビット対応
・USB2.0が背面に3ポート,USB3.0が側面に2ポート
・本体の24インチ画面+HDMI出力1ポート
と,主な問題はすべて解決です。

USBについては,本体内部にワイヤレスマウス・キーボード用のポートが更に1つ用意されており,それらのレシーバを使用している場合はUSBポートが更に1つ余分に使えます。

この時点で現在Lenovo G570に感じている不満はすべて払拭されます。


加えて,
・すぐつくTV対応チューナー搭載
・2番組同時録画対応チューナー搭載
・HDMI/コンポジット入力対応
・ブルーレイドライブ内蔵
など,テレビとしての機能も充実。

多少工夫は必要なものの,Windows 10にアップデートしてもテレビ機能は使用可能のようです。



   5.ちょうどいい中古品を発見



ネットの個人取引での購入なので届くまでは安心できませんが,実質34,000円程度で付属品・MS-Office2010等フルセットが手に入りました。Core i5モデルです。

VPC21シリーズということで,Lシリーズ後期モデルの初代(全3世代)ですがスペック的に問題はなさそう。
強いて言うならi7モデルが良かったとか,USB3.0が1ポート増えたLシリーズ最終モデルが良かったとかはありますが……
流通数も考えれば贅沢は言えないのが現状です。


届いた後,分解清掃や初期設定などレポートしてみます。

2019年4月3日水曜日

Atom N270マシンにWindows10を入れてみました。

Lnux Mint を入れていたのですが,32bitWindows環境が必要になったので入れてみました。

本来は64bit版Win10を使用しているPCに余っているHDDを入れて32bit環境を作れば問題ないのですが,ちょうどLinuxのクリーンインストールもしたい時期だったので。



   Lenovo S10e にインストール



今回使用したPCはLenovoのideapadシリーズ。同社の初期のネットブックです。
スペックはN270+1GB RAM(増設しても1.5GBまで)という残念仕様。でもこの時期が一番ネットブックが流行ったので流通数も多いと思います。


結論から言うと,このスペックのPCにWindows10は無理です。
OS自体がなんとかギリギリで動いている感じで,この状態で作業なんて無理です。

Linux Mintでも相当厳しかったので当然といえば当然の結果。
プロセッサはすぐに100%近くまで稼働を始め,メモリも常時1GB以上は使っています。Linuxならメモリに関してはかなり余裕が出ますが,プロセッサはやっぱり厳しいものがあります。



今後も32bit環境が必要になる可能性があるので,今使用しているHDDはLinuxとWin10のデュアルブートにしようと思います。普段S10eではLinuxを利用し,場合によってはHDDを外付け化して高スペックなPCでLinuxやWin10を起動。

Win10が外付けドライブから起動できない場合は,使いたいときだけHDD入れ替えかな。
ライセンスは64bit版で通っているものが自動認証されるようなので安心です。

新NISAを最速で埋めないことにしました

  ・ギリギリになる 結論、自分の収入で最速を目指すと心の余裕がなくなるし、今を犠牲にしすぎることがわかった。 最近仕事の疲れもあって判断ミスからくる大きな出費が相次いだ。 特に、前をよく見ていなくて車をブロック塀にぶつけたのが大きかった。 ただでさえ落ち込むのに、予想外の大きな...