14年2月発売のモデルで,15年10月現在において1世代前の製品になります。
中古美品で衝動買い。お値段約13000円。
Xperia Zシリーズを思わせるようなデザイン
現在,SONYのワイヤレススピーカーは手のひらサイズから据え置きサイズまで幅広く展開していますが,本機は辞書を少し細長くしたようなサイズ感。
持ち運びをするにはギリギリといったところです。
機能は
・Bluetooth 2.1+EDR(AptX対応)
・AUX IN
・バッテリー(BT接続で公称8時間連続再生)
・CLEAR AUDIO+,DSEE,S-Master
・ハンズフリー(マイク搭載)
・NFC
・USBポート(おすそわけ充電専用)
となっており,Wi-Fiを用いてのDLNAやAir Playは対応しません。
ハイレゾにも対応していません。
同時期発売の上位モデルと比べると,X5のみマイクを搭載しており,上位機種とはコンセプトが異なることが伺えます。
完全据え置きのX9,屋内モバイルのX7,そして屋内外モバイルのX5といった感じでしょうか。接続機器もスマートフォンやタブレットを想定しているよう。
元は2万円クラスの本製品ですが,音についての評判はかなり良いようです。
メッシュの下(表面)
サテライトスピーカー2つにサブウーファーを備えた2.1ch。
メッシュの下(裏面)
更に裏面にはパッシブラジエーターを2基搭載。SONYらしい重低音が楽しめます。
本体上部
本体上部にはメカニカルスイッチの電源キーとハンズフリー通話キーがあり,残りのボタンはタッチ式。音量+-ボタンとSOUND機能ボタン,BTボタン,AUX INボタンがあります。
音量ボタンにLEDインジケーターがついていないため,暗闇で音量調整は慣れるまで困難。音量の確認も出来ません。
また,NFCもこの面に搭載しています。
SOUNDボタンは音響効果の切り替え用ボタンで,通常のCLEAR AUDIO+とより過激なCLEAR AUDIO+(強)を選べます。
SOUND機能をONにすることで,元々SONYらしい重低音寄りだった音から,クリアで澄んだ音に変わります。しっかり低音が響いてくるのに,澄んだ音で,なんとも不思議な感じ。
これからの時期車の中が暑くならないので,休憩がてらエンジンを止めてこれで音を流すのもいいかもしれませんね。音量上げても車外に音漏れしにくいし。