2016年11月5日土曜日

VAIO S11 欠点まとめ

今年もVAIOのキャッシュバックキャンペーンが始まりました。

昨年同様S11もラインナップされているので,使ってみた感じをまとめてみます。


Duo 11のときもそうですが,はじめは良くても使い続けていくと欠点がわかってくるというのはよくあるもの。S11も,Duo 11の液晶問題ほどではないですが気をつけてほしいことがあります。



●ソニー製VAIO時代との違い
S11を始め全VAIO製機種で,ソニー製ソフトウェアが一切付属しません。Media GOなどあとで追加できるものもありますが,PC TV with nasneなど今まで無料付属だったソフトを有料で買わなくてはならない場合もあります。また,ソニー製品との連携機能もかなり弱くなっています。VAIOの設定は引き続き搭載されていますが,設定項目は若干少なくなり,VAIO CareやVAIO Updateは廃止されました。公式サイトをチェックして一つ一つ手動でアップデートを適用するのは結構しんどい。


細かいところでは,S11は照度センサーが無いのでバックライトの自動調整はなく,キーボードライトも周囲の照度に連動して光らせる設定はありません。


●使い続ける上での注意点
・汚れのつきやすさ
天板やキーボードの汚れやテカリが目立たないのが売りのひとつですが,目立たないだけで汚れ自体は付きやすいです。手入れは普通に必要です。

・バッテリー劣化の早さ
長時間駆動が魅力のS11は4000mAhクラスのバッテリーを搭載しています。はじめはフル充電で余裕で1日使い倒せますが,高容量バッテリー共通の欠点として,充電可能回数が少なく,ハードに使えば使うほどすぐ充電容量が少なくなります。

80%いたわり充電で使っても,半年もすれば5%ほどの容量低下(劣化)が起こります。
それでも4000mAhとこのサイズではかなりの大容量なので,50%近くまで劣化しても3時間以上は余裕でバッテリー駆動できそうですが……(劣化なし状態,LTE無しで8時間くらいは動く)

・USB-Cがまだ活用しにくい
発売から1年近く経とうとしていますが,USB-Cポートはなかなか活用できません。小型機なのでドック的な使い方をするとかなり使い勝手良さそうですが……
HDMI端子代わりに使うのもDP端子兼用のUSB-Cポートですが,実際に変換ケーブルでUSB-CからHDMIにすると音飛びなど発生しやすいとの報告もあり。まだまだ周辺機器が充実していないです。
ただ,スマホの充電コネクタもUSB-Cが増えて来ており,これからに期待はできそうです。



以上。
正直不満はそんなに無いです。LTE搭載モデルでは急に画面が暗転する不具合なんかもあったようですが,Wi-Fiモデルでは一切ありません。(むしろカバーを閉じてもバックライトがついたままなのが気になる)

ただし,ハーフグレアで集光バックライトの液晶画面は慣れるまで少しかかるかもしれません。
逆にキーボードは小さくてもたわみがなく打ちやすいので,サイズの割にすぐ慣れます。



基本的には持ち運び前提の機種で,液晶も小さいS11です。
OfficeをつけるならPremiumでない通常の2016版を選ぶか,別途使いまわせる通常版を買ったほうがよさそうです。
バッテリーが60%ほどまで劣化したら売って買い替えが良いかな。

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