安くなったのでSSDを増やしました。
ついでに我が家のノートPCのストレージ周りを見直しました。
1/買ったもの
購入したものはWestern DigitalのSSD 500GBと,同じくWestern Digitalの3.5インチHDD,WD Red 3TB。
SSDは500GBで税込み7100円ほど。1TBのものも14000円ほどで売られていました。容量単価は同じなので,ガンガン使うなら今はSSDも1TBの時代だと思います。
HDDは中古コーナーにあった税込み4500円のWD Redを購入。新品のWD Blue 2TBが税込み6000円くらいで迷ったのですが,中古コーナーでしか使えないポイントが数百円分残っていたこともあってこうなりました。(本当は4TBで8000円のWD Blueを狙っていたのですが,売り切れでした。)
HDDは消耗品なので,中古は結局割高になることも多いのですが…
自分の使用スタイルでは中古Redの寿命すら全うできない可能性が高いと判断しました。
S.M.A.R.Tを確認した限りでは,WD Redらしい使われ方をしていたようです。電源投入回数は2桁,使用時間は約4万時間。製造は2012年です。奇しくもLenovo G570と近い世代。
2/組み換え前
現在主に使用しているPCは4つ。
1.メインノート VAIO SE
2.疑似デスクトップ Lenovo G570
3.モバイルノート VAIO S11
4.サブノート Lenovo G560
加えて1500円で手に入れたLenovo S10もありますが,これは最近のLinuxですら厳しいスペックなのでちょっとしたおもちゃです。
それぞれのストレージは,
VAIO SE
+ 750GB HDD(東芝,標準装備)
Lenovo G570
+ 320GB HDD(WD Blue,標準装備)
+ 320GB HDD(日立,G560の標準装備,外付け)
VAIO S11
+ 128GB M.2 SSD(Samsung,標準装備)
Lenovo G560
+ 250GB SSD(Samsung 750 EVO)
と,気軽に交換できないVAIO S11以外の機種も軒並み標準装備のHDDのまま。
全く換えていないというわけでもなく,VAIO SE以外はいろいろとっかえひっかえした結果こんなかんじに落ち着いています。
3/組み換え後
VAIO SE
750GB HDD → 500GB SSD(WD Blue,今回購入)
Lenovo G570
320GB HDD → 250GB SSD(Samsung 750 EVO)
320GB HDD(外付け) → 3TB HDD(WD Red,今回購入,3.5インチ外付け)
VAIO S11
変更なし
Lenovo G560
250GB SSD → 250GB HDD(東芝,dynabook NXE標準装備)
と,こんな感じになりました。
VAIO SEは音楽の管理や書類作成などに使用していて,デスクやリビングや枕元など移動して使う用途がメイン。250GBでは少ないものの,750GBまでは不要でした。
Lenovo G570は疑似的なミニデスクトップとなっており,外付けの3TBはデータのバックアップ兼消えても困らないデータの保管庫に。ブラウジングや書類作成もするのでOSの軽快さも求めてCドライブはSSDに。サイズは250GBでも余るくらい。
Lenovo G560はサブな上に思ったほど出番がなかったのでSSDからHDDに格下げ。年季の入った東芝製HDDです。ちなみに,このHDDが乗っていたPCの方は既に天寿を全うしております。
4/組み換え時に必要な作業
HDDからSSDに換えた場合は,4Kアライメントが必要です。クローンソフトの設定でSSD最適化などと書かれた項目もあったのですが,実際に確認してみるとアライメントがずれた状態ということも多いようです。
本来の速度が出ないばかりか,寿命が大幅に縮んでしまう場合もあります。
この作業はフリーソフトで簡単に行なえます。(時間はそれなりに掛かりますが…)
SSDからHDDに戻した場合は,OSによってはインデックスエクスペリエンスの再評価が必要です。
Windows 10の場合はコマンドプロンプトを管理者権限で開き,
winsat.exe formal
と入力すればOK。
Windows 7などはGUIから実行可能です。
この作業を行わないと,HDDがSSDとして認識されたままになり,デフラグなどが行なえません。
また,デフラグはクローン直後に必ず手動で一度実行してください。
もっとも,これらすべての作業はOSをクリーンインストールすれば不要です。時間があるのなら,ぜひクリーンインストールをおすすめします。
5/組み替えてみて
SSDの効果は絶大で,インタフェースがボトルネックになるような環境でもOSやアプリの立ち上げではっきりと差がわかるはずです。
HDDは交換直後こそかなり遅い印象ですが,デフラグの実行とフェッチのキャッシュによって徐々に使える速さに戻ってきます。
HDDでも使えないことはないのですが,容量も500GBや1TBが当たり前になってきて,ここまで価格がこなれてくればSSD導入はいい選択肢だと思います。
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