MediaPad M3 8.4として販売されているものがベース。
OSがAndroid Nと比較的新しいことも非対応アプリを多くしているようです…
(Yahoo!カーナビなど、Android L+Xperia Z2 Tabletで使えてこれで使えないものも多数… まさかプロセッサがKirinだとかは関係ないよな…)
ドコモ仕様として、少々スペックダウンがなされていますが、代わりに価格もかなり下がっています。
今回は未使用品を16500円で購入。
使用感をレポートします。
●Xperiaでないのがツライ!
本機は各種アプリがドコモ謹製で揃えられています。
通常はメーカーアプリとドコモアプリ、好きな方を選んで使えるようになったりしていますが、今回はHuaweiアプリ一切ほとんど(ドコモ版がないアプリのみHuawei製搭載。ファイラーなど)なしの完全ドコモ仕様。
まあ端末名もMediaPadでなくdtabとしての販売なので、仕方ないとこはあります…
当然ホームアプリなどは則変更することになるのですが、ここでXperia系のアプリが使えなくてがっかりすることになるわけです。
取分けXperiaが優れているとは言いませんが、慣れたものが使えないのは結構ツライ。
ホームアプリはまだ夢を見れますが、IMEは全くだめ。
POBoxも5.1、5.4、6.0 と3種類もの夢を見てみましたが、どれも悪夢に終わりました。
結局初期搭載のGboardを使用しています。iWnnよりはマシ。
(Google日本語入力の機能は大半がGboardに統合されていますが、設定画面が異なるのでややこしい…)
他にも、ミュージック(旧WALKMAN)やアルバムなどの基本的なアプリでXperiaアプリが無いのは、それなりに慣れが必要と感じました。
追記:結局、ミュージックアプリに関してはXperia用を導入しました。
追記:結局、ミュージックアプリに関してはXperia用を導入しました。
●ドコモ劣化が深刻
ドコモ独自の機能制限が凄いです。
Xperiaでも、グローバル版にある機能が消されたり、ドコモオリジナルの劣化機能に置き換えられたりということは有りました。
今回も(残念なことに)健在です。
例えば、ナビバーの非表示が出来ない。
カスタム元のM3では、ナビバーの機能を指紋センサ上でのジェスチャに割り当てることができます。当然不要になったナビバーは消すことができます。
ドコモ版では、ジェスチャ設定はできるのに非表示は出来ない。
意味不明。
省電力機能も本家でできる設定がかなり削除されているようですが、これはもはやお家芸ですね。
●ハード面でのスペックダウンは気にならず
ドコモ劣化で一番わかりやすいスペックダウンは意外と気になりません。
まずROMが16GBになっている点ですが、アプリを入れ過ぎなければ問題なしで、メインで別にスマホを持ってるなら気になることは少ないと思います。SDカードで写真や音楽などには対応可能です。
※追記:Huaweiオリジナル機能として、デフォルトのデータ保存先をSDカードに変更できます。(アプリ本体の移動はできない)一部問答無用で本体ストレージに保存されてしまうものもありますが、かなり容量問題は軽くなります。
※追記:Huaweiオリジナル機能として、デフォルトのデータ保存先をSDカードに変更できます。(アプリ本体の移動はできない)一部問答無用で本体ストレージに保存されてしまうものもありますが、かなり容量問題は軽くなります。
逆にガラケーとタブレットなどの組み合わせを考えているならちょっと厳しいです。もっとも、その組み合わせなら7インチタブレットにした方が良いですが。
RAMが3GBになっていることは全く問題無しで、そもそも4GBもいるのかという疑問も。
幸いなのはプロセッサがスペックダウンしていないことで、このおかげで操作のサクサク感は高いです。
画面も高画質なままで、解像度も高く素晴らしい!
唯一気になるのはバッテリー容量の削減で、省電力機能の弱体化とも相まってちょっと残念。一応1日そこそこ使っても充電切れにはならないので、ひとまず及第点かな?
追記:typ.表記とmin.表記の差? 削減するには微妙な量です……
●タブレット特有の問題?
結構落とし穴だったのが、非対応アプリの多さ。
ストアでインストールする際「このアプリはお使いの端末に最適化されていません」となっているアプリが多くあります。
実際問題なく使えるものも多いですが、クラッシュして使えないものも多いです。
追記:大半のアプリが問題なく動くようになりました!
Yahoo!カーナビやソニー製アプリは、
本体設定→アプリ→該当アプリ→権限
と進み、「その他の権限」でバッジ関連の権限を有効にするとOKでした。これは、私がdtabでXperia HOMEを使うなどという夢を見ていたからかもしれません。
エムキャス(TOKYO MXの動画配信アプリ)などはGoogle Play開発者サービスのデータをクリアするとOKでした。また、この操作でChromeにログインできないのも解決しました。{Chromeにログインしようとすると、アカウント情報入力画面が出る(通常はAndroidに登録済みのアカウント一覧が出る)→アカウント情報を入力すると「このアカウントはすでに登録されています」と言われログインできない、という問題}これは、Android 6 から Android 7にアップデートしたことが原因のようです。通常、メジャーアップデート後は一度端末の初期化をするのがいいようですが、面倒という方は最低限開発者サービスのデータクリアだけでもしたほうがいいかもしれません。
エムキャス(TOKYO MXの動画配信アプリ)などはGoogle Play開発者サービスのデータをクリアするとOKでした。また、この操作でChromeにログインできないのも解決しました。{Chromeにログインしようとすると、アカウント情報入力画面が出る(通常はAndroidに登録済みのアカウント一覧が出る)→アカウント情報を入力すると「このアカウントはすでに登録されています」と言われログインできない、という問題}これは、Android 6 から Android 7にアップデートしたことが原因のようです。通常、メジャーアップデート後は一度端末の初期化をするのがいいようですが、面倒という方は最低限開発者サービスのデータクリアだけでもしたほうがいいかもしれません。
●総合的な満足度は高い
ドコモ劣化を考慮してもあまりあるコストパフォーマンス。これに尽きます。
音質、画質、処理速度が劣化していないのが特に大きく、タブレットに求める役割はきっちり果たせます。
重さは少々ありますがこのサイズなら仕方がないかもしれません。
持ち歩きは十分できるものの、サッと取り出して使う感じではないです。ちょっと腰を据えて使う感じ。
それでもLTE対応は便利で、いちいちテザリングしなくても良い分気軽に持ち歩けます。
それでもLTE対応は便利で、いちいちテザリングしなくても良い分気軽に持ち歩けます。
8インチでドコモ系MVNO対応機種なら、これが最適なのではないでしょうか?
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