https://www.sony.jp/walkman/products/SRS-NWGU50/
備前市日生町で焼き牡蠣とカキオコを堪能した帰りにブックオフで発見し購入。
お値段2,000円+税
発売は2009年秋とのことで,今年の秋でめでたく10歳を迎えるモデルです。
これと同時期に発売されたウォークマンSシリーズを大学通学用に購入したのですが,もう10年かとなんだかいろいろ寂しくなります。
購入の動機はまさに10年モノのウォークマンを再活躍させるため。
16GBモデルを購入したので,今でもサブとしては十分使えます。ただし,バッテリーは経年劣化で使い物になりません。30分位は一応聴けるかな?というレベル。いたわり充電にしていたのですが,過放電状態の時期もあったので仕方ないですね。
というわけでこれで据え置き化。
ついでに,SRS-X5を使用していた枕元用VAIOのスピーカーもこれに代わってもらいます。
1/できること,できないこと
バッテリーを内蔵しない据え置き型スピーカーで,ウォークマンを接続するかAUXで機器を接続するかの2つの機能しかありません。
あくまでもスピーカーなので,ラジオやCD再生などの機能は一切なし。時代が時代だけにBluetoothやNFCもありません。
一方で,小さいながらもリモコンが付属しています。電源操作や入力切り替え,音量調整が手元でできるのはすごく楽。ウォークマンの操作も限定的ながら可能です。
現代的なSRS-X5も便利なのですが,AUXを使用するときはやはりリモコンがあると便利ですね。ケーブルが届く距離に本体があっても,配置などの関係で本体のボタンが操作しにくいときって結構あります。
2/仕様
スピーカー部は木製でピアノブラック塗装。土台部分は樹脂と思われますが,メタリックな塗装で質感は高いです。デザインは好みが分かれるところだと思いますが,当時のウォークマンに合わせたナナメな直線が多用されたデザイン。ボタン類はソニーらしく操作しやすいです。
重量は2kgあり,これをいいと取るか悪いと取るかは人それぞれですが,据置きスピーカーということを考えれば重いに越したことはないと思います。
ウォークマンの接続は専用端子を使用。よって,USBタイプのものは使えません。アナログ的な接続のようで,ウォークマンをグラグラやるとノイズが入ることがあります。ただ,さすがに安いケーブルを使ってAUXで繋ぐよりは高音質です。
ウォークマンを接続する際は,機器の形状に合わせたアタッチメントを使用する必要があります。端子部に負荷がかかるのを防ぐためですが,完全にリモコンのみで操作するならアタッチメント無しでもそうそう壊れるということはなさそうです。端子は衝撃吸収のためか,ガッチリ固定されておらずグニャグニャとわずかに動くよう工夫されています。
余談ではありますが,ACアダプタがメガネケーブル式なのは個人的にすごくいいと思うポイントです。節電タップなどでも便利に利用できます。
3/使ってみて
今回購入したものには,同梱される2種類のウォークマン用アタッチメントのうち1つが付属していませんでした。探せば手持ちのウォークマンに付属してきたものがあるはずなので,見つけ次第それを取り付けてみようと思います。
とりあえず形状の合わないアタッチメントで使っていますが,前述の通り使おうと思えばこれでも問題なく使えそうです。
(2019/01/28 追記:律儀に保管してあった化粧箱一式の中に無事アタッチメントを見つけました。ただ,適合アタッチメントを付けてもさほどガッチリ固定されたという感じはしません)
当初の目的であったウォークマンの復活は無事完了し,大変満足です。
VAIOのスピーカーとしても,リモコンがあるおかげで非常に便利になりました。特にSRS-X5はボタン類の多くがタッチセンサだったので,手探りでの操作ができずストレスでした。
あとがき
発売当初からコスパが良いと評価が高かったのですが,実際音質面で不満はなく,こんなものが本当に2000円で手に入ってしまうのかと驚くほどです。本当に傷も使用感もない美品だったので,衝動買いして正解でした。
手元で曲を選んで再生するのも良いのですが,リモコンでちょくちょくスキップしながらランダム再生なんてのもなかなか良いものです。MDに4倍でCDから録音して,似たようなことをしていたのを思い出します。
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