2017年1月2日月曜日

ソニー製ニッケル水素電池+充電器 BCG-34HRE(富士通もあるよ)

ちょっと前に買ったパナソニック製BQ-CC21が想像を絶するポンコツだったので。
代替としてソニー製BCG-34HREと追加で富士通製FCT321を入手。


写真にはソニー・パナソニック・三洋・富士通の充電器が写っています。
右側手前の電池ケースにはソニー製充電器付属のサイクルエナジー シルバーと処分価格で4本108円だったオーム電機のエコプライドS。


●パナソニックBQ-CC21はなぜポンコツなのか。
・スロットがポンコツ(→下部の写真参照)
 特に単4電池はマイナス端子がチャチ過ぎて不安になる。

・4本充電時の異常充電
 これはかなりやばい不具合
 4本充電時かなりの確率で1本だけ充電が終わらない
 おそらく満充電状態の検知ミス。
 タイマーが動作して充電終了するまで充電され続ける
 小容量電池に継ぎ足し充電してるときにこれが起こると重大な事故につながる可能性も


主にこの2つが致命的。一つ目の方はまあ我慢できるけれど,二つ目は無理。普通に危険だし,電池破裂とまではいかなくても電池が痛むのは確実。
一応2本までの充電ならちゃんと充電終了するけどね。

BQ-CC21とBCG-34HREのカバーを開けたところ
パナ製は電池のセットの仕方が独特で,正直使い勝手は悪い




●なぜソニーBCG-34HREか
・リフレッシュ機能付き
 エネループの登場以降リフレッシュの要らない充電池が増え,最近の充電器はリフレッシュ機能が搭載されていない。
 しかし,100均充電池や昔の充電池など,リフレッシュが必要なものもまだある。

・2000mAhの2時間急速充電。4本独立充電制御
 これは必須条件。比較対象のパナソニックの新機種BQ-CC55等も4本独立制御で,さらに2000mAhが1.5時間で充電できる。

・カバー付き
 CC21は電池ボックス部にカバーが付いており,ホコリの侵入防ぐことができる。また,充電中の電池脱落防止にもなる。一方で,カバーをしての充電は熱がこもりやすく,あまり良くない気もする。BCG-34HREは,カバー付きのうえカバーをまるまる外してしまうこともできる。
 パナCC55はカバーがつかない。しまうときや持ち運ぶとき,カバーはほしい。

・生産完了している
 ソニーは充電池を大幅縮小し,今後は標準充電器のみの供給となる。電池自体も,単3は1000mAhの低価格モデル(シルバー),単4は750mAhの標準モデル(ゴールド)のみとするなど,リチウムイオン以外の充電式からの完全撤退があってもおかしくない。今後はパナソニックの天下となるだろうが,パナソニックの充電器が合わない電池用に他メーカーの充電器は確保したい



こんなところ。もちろんソニーが好きだからというのもある。しかし,充電池に関してはソニー好きになる前から三洋製をよく使っており,エネループも第1世代の頃から愛用している。CC21は公式にエネループ対応ということが買ってみたが,ほぼエボルタ用のCC08そのままで,お世辞にも使いやすくはなかった。CC55は三洋的なデザインになったし,LEDも派手でいい感じだけど,リフレッシュ機能がどうしても欲しかった。

結局,リフレッシュ機能がある高性能タイプの充電器がBCG-34HREくらいしか現在残っておらず,BCG-34HREも在庫のみということで滑り込み購入。



●BCG-34HREを使ってみて
当然BQ-CC21であったような過充電はなく,正常に充電が終了する。また,100均の充電池なども問題なく充電でき,異常に熱くなるようなことも無い。リフレッシュ機能はこの100均電池を使う上で欠かせず,長期間使用しなかったときや継ぎ足し充電を繰り返したときに活躍する。
(※公式にソニー製充電池以外の充電はサポートされていないため,すべて自己責任です)

100均充電池のような昔ながらの充電池は継ぎ足し充電が推奨されていないが,定期的にリフレッシュができるようになればある程度気にせず継ぎ足しができる。自然放電が多い100均充電池は使用前に継ぎ足してフル充電する必要があるため,かなり助かる。

リフレッシュ機能の使い勝手はまずまずといったところで,電池セット後本体のREFRESHボタンを押すとリフレッシュが始まり,リフレッシュが完了すると自動的に充電が始まる。充電はスロットごとにLEDランプがあるが,リフレッシュはランプが1つで,全電池の放電が完了するまで充電モードに移行しない。その為,残量の多い電池が混じっているとリフレッシュの時間は長くかかる。
リフレッシュ時間は2000mAhで4時間と長め。2000mAhクラスの電池4本を,フル充電状態からリフレッシュしてまたフル充電するためには8時間以上かかる。

ちなみに,充電器のサイズは4本充電の割にコンパクトで,BQ-CC21と比べても一回りくらいコンパクト。



●富士通FCT321
 USBから充電池の充電ができ,逆に充電池からUSB機器に給電もできるスグレモノ。低電圧になると自動で給電停止もされるので,100均の単3電池USB電源より安全。
とは言え,単3電池2本ではほとんどスマホの充電などには使えません。USBガジェットの電源なんかには割りと使えます。

一番のメリットはUSBから充電池が充電できることですが,説明書などにも仕様が明記されておらず,2000mAhクラスが3.5時間で充電できるということ以外どんな電圧でどれだけの電流が流れているかはわかりません。まあ3.5時間なら十分実用できます。一応急速充電器なので,満充電感知機能もあり。継ぎ足し充電もできます。

欠点は,必ず2本セットでの充電でなくてはいけないこと。独立制御では無いようなので,定期的に独立制御の充電器で充電してやらないと電池が痛みそうです。

なお,付属の電池はエネループと同じFDK製ですが,被覆の厚みがかなりあるようです。100均の電池ケースに入れるとびっちり挟まって取り出すときかなり硬いです。

パッケージといい,説明書といい,色々残念な富士通です。



そんなこんなで,またまた充電器と充電池が増えてしまいました。
充電池はBCG-34HRE付属の4本と108円のエコプライドS 4本,さらに富士通充電器セットの2本で10本増えましたとさ。せっかくリフレッシュ付き買ったけどもう100均電池いらない。
と言うか単4は所持数少ないのに,付属電池が単3ばっかりでどんどん単3ばかり増えていく。
今時消費電力多いやつはリチウムイオンだし,少ないのはアルカリなりマンガンなりでなんとかなるのにね。

富士通充電器はそんな単三電池に役目を与えられればなと思って買ったけど,結局それでまた電池も2本増えるという。


どうするかな,この電池。

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