全然気づかなかった!
数カ月前からアナウンスされていたようですが,昨年いっぱいでMedia Goの提供が終了していたようです。公式サイトからダウンロードもできません。
同時に,x-アプリの提供も終了。
どうやら,x-アプリとMedia Goを統合するということのようです。
今まで,x-アプリとMedia Goで対応機種やフォーマット,PCで再生時の機能などが異なっていたんですよね。
簡単に分けると,x-アプリがWalkman特化ソフト,Media Goが幅広いマスストレージ・MTP対応機器で使える汎用ソフトという感じ。
Walkmanも初期のものはx-アプリ必須でしたが,後にマスストレージ接続でファイル転送(D&D転送)対応になっています。もちろん,D&D対応後の機種ならMedia Goにも対応。
こうするとMedia Goだけで良さそうですが……PCで音楽再生する際はx-アプリのみDSEE対応であるなど微妙な差異もあったわけです。
ちなみに,Media Goは元々PSP向け機能が多数あり,PS Storeに対応していたりPSPのゲームデータの管理などが簡単に出来ました。PS Storeで購入した動画の視聴にも対応しており,そのための機器認証機能などもありました。
現在,ゲームデータについては確認していないものの,PS Store関連の機能は購入・再生共に削除されてしまいました。
PSP機能が削除されていくと同時に,Xperia対応が本格的に始まりました。moraにも対応していました。
今回,mora機能も終了(moraボタンは残っているが,実際にはmoraにアクセスできない)し,完全に汎用管理・再生ソフトとなりました。
PSP向けから始まり,対応機種を増やしながら汎用化していったMedia Go。
x-アプリとは,結局吸収統合とならず,新アプリに引く次ぐ形での統合になりました。
◆
Music Centerは,使ってみた感じx-アプリ寄りな感じ。
再生アプリより管理アプリとしての色が強かったMedia Goとは対照的です。
Media Go同様マスストレージ機器への音楽転送はできますが,変換しながらの転送はAAC形式しか対応せず。
私は今までMP3 320kbpsで取り込み,MP3 192kbpsで転送していたため,同じ運用はできなくなりました。
昨今の環境ではAACで困ることも少ないですが,汎用アプリとしての利点は薄れている感じです。
また,大きな欠点がMTPへの非対応化です。これに伴い,Xperiaへの音楽転送もできなくなりました。(Xperia側で転送モードをMSCにすれば,SDカードへの転送は可)
Xperiaの本体メモリに転送する術はなく,公式でも直接D&Dで対応しろと言われる始末。
一方で,CDから取り込む際に音質優先・速度優先の選択ができるようになるなど,Media Goにない設定も増えていました。
再生アプリとしての使い勝手は上々で,Media Goとは比べ物にならないくらいUIはグラフィカルに。DSEEにも対応しx-アプリの欲しかったところはしっかり取り込まれています。
◆
まだ始まったばかりのMusic Centerなので,これからMedia Goでできていたことが徐々に取り込まれていくことに期待しつつ,今のとことは2アプリ併用で行こうと思います。
◆
ちなみに……
Media Goの公式ページ上での提供は終了していますが,古いMedia Go内からアップデートをかけることは可能なようです。
私はVer.3.0aのインストーラを偶然保管していましたが,インストール前に自動で最終版(3.2)がダウンロードされ,無事インストール出来ました。
最終版のインストーラは,User側のTempフォルダ内にダウンロードされるようなので,そのファイルをバックアップしておけば今後もMedia Goのインストールは一応可能です。
いずれMusic Centerに完全移行できることを願いつつ……
2018年1月27日土曜日
2018年1月14日日曜日
BCI-351 BCI-350 格安互換インク到着
マーケットプレイスですが……
タイミングによって価格が変動するものの,6色250~400円程度で購入できる格安互換インク。
今回は,はじめに400円で購入,その後270円になっているのを見つけストックとして再度購入した結果をまとめてみます。
当然,まだインクは使用していない状態なので,使い次第この記事に加筆していく予定です。
さて,今回購入したのは……
1回目の注文
価格:410円(1色当たり約68.3円)
ストア:モノモノショップ
2回目の注文
価格:276円(1色当たり46円)
ストア:ZOE's SHOP
価格は各ストアごとに常に変動しているので,タイミングによって最安ストアは異なります。また,送料も変動があるようです。カートに入れて手続きを進めたあと,注文の確定をする前に送料の確認をしましょう。
◆
モノモノショップからは,すべて同じブランドのインクが届きました。「リピーナル」と表示があります。PGBKインクには,顔料やPigmentsの表示はありません。
パッケージは普通のビニールで個包装でした。
ZOE's SHOPからは,マゼンタのみ別ブランドでほかはすべて同じブランドのインクが届きました。普通ならクレームを入れるところですが,1色46円なので文句はありません。この辺が安さのからくりなのでしょう。やはり,PGBKインクには,顔料やPigmentsの表示はありません。
1つ気になったのは,このマゼンタインクのみカートリッジに空気穴がないこと。通常キヤノンのインクは,タンク上部のシールを一部剥がすことで空気穴を作り,インク排出口からインクが飛び散るのを防いでいます。互換インクにはこれがないのが交ざっていますが、なぜなのかは謎。
この辺も,非純正インクのリスクの1つですね。
パッケージはマゼンタ以外が1つずつ真空パックのようにシュリンクされており,マゼンタは普通のビニール個包装でした。
ちなみに,今回購入したインク全12本は,すべてクリアケースで,インク量もしっかりXLサイズ相当が充填されていました。
ショップや価格,買うタイミングによってインクの種類は変わると考えられ,今回の2回目の様に1回の注文で複数種類のカートリッジが混ざって届く場合もあります。
購入する際は様々な製造元のインクが混ざる前提で使うしかなく,やはり6色200円台インクに安定した品質を求めるのは厳しそうです。
(レビューによると,同じ色のインクが2つ届いた事例もあるようです)
ショップの対応としては,
モノモノショップの方は出荷後追跡番号が発行され,クロネコヤマトDM便で届きました。発送はスムーズで,1日遅れで届いたものの,これはヤマトの不手際のようでした。
梱包は価格相応で,緩衝材もなく,封筒に無造作に入っているだけ。
ZOE's SHOPの方は,追跡番号が発行されませんでした。同じくヤマトDM便なので,さほど追跡番号は重要ではないですが……
発送・到着自体は問題なし。1回目同様1日遅れで届きましたが,追跡番号がないのでヤマト側の不手際なのか判断できません。
梱包は,やはり封筒に緩衝材なしです。ただ,こちらはセロハンテープでカートリッジ同士が固定されていました。
今のところ6色とも同一ブランドが届いたモノモノショップの方が印象は良いですが,250円前後の価格のときに注文すると何が届くのかわからず,はっきりと判断はしかねる状況です。
400円で注文してもPGBKインクは染料の可能性大なので,基本的に高い値段のときに買うメリットは無し。常に1パック分ストックしておいて,高いタイミングで慌てて注文しなくて済むようにしておきましょう。
PGBKインクのみメルカリ等で処分して,別途顔料インクを入れるというのも手ですが……
Amazonマーケットプレイスでバラ売りされている格安PGBKカートリッジは,商品のタイトルに顔料と書いてあっても実際は染料ということが多いようです。
せっかく顔料染料ハイブリッドなので少しもったいないですが,安い顔料インクでノズルを詰まらせても仕方ないですからね。割り切って染料×2で運用するのが良さそうです。
◆
マーケットプレイスで商品を異常に安く出品し,実際は商品を発送しなかったり,個人情報を収集するということもあるようです。
この351インクは旧機種用ということもあってか,長らくこれくらいの価格で売られているようですが……
1円とか,純正インクが数百円なんて出品があったら気をつけましょう
2018/03/15 追記
200円台前半まで価格が落ちていたので,再び購入してみました。
今回もモノモノショップから。
届いた商品は,前回同様「リピーナル」表記のあるものが6色。
どうやら,モノモノショップから購入する分には安定してリピーナルブランドの互換インクが届くようです。
このインクが特別高品質かはわかりませんが,同じインクが届くというのは色味を変えないためには重要。
一時的なものですぐ変わってしまう可能性も無いわけではありませんが,しばらくは「モノモノショップ」が200円前半の時を狙って常にストックしておこうと思います。
2018/06/07 追記
再び200円台前半なので、今度はイーグルス フェニックスというショップから購入。
まだモノモノショップのリピーナルインクにも手がつけられてないんですが…
届き次第、ショップについてレビュー追加します。
2018年1月13日土曜日
EPSON brother Canon 3社プリンタ比較
家に増えたブラザーとキヤノンのプリンタ。運用を考えて情報収集していたら,こんなわかりやすい記事がありました。
プリンタ比較対決~エプソン・ブラザー・キヤノンの3メーカーの最新モデルをチェック~ 【特集】
http://joshinweb.jp/peripheral/pbattle.html
写真印刷をした際の画質や時間をわかりやすくまとめてくれています。
特に画質は,特性の違う複数の写真で検証したうえ,生で見た社員による人気投票&感想掲載も行っています。
再スキャンした写真を液晶画面で見るのと,実際に写真を生で見るのではかなり印象は異なりますから,ありがたいです。
さて,記事の結果を簡単にまとめると,
EPSON
どんな写真も圧倒的に鮮やかできれい
モノクロ印刷は極端に弱く,コピーや文書印刷は不向き
brother
写真は3色プリントのため,写真6色のエプソンや写真5色のキヤノンに遠く及ばず
染料ブラック非搭載が致命的で,黒の締りがなく,グレーが赤っぽくなる
モノクロコピーや文書プリントはきれい
本体もインクも安い
Canon
写真はエプソンに次ぐ2番手だが,E社 > C社 >>> B社 という感じでかなり健闘
グレーインク搭載機は写真の色合いによってはエプソンよりきれい
コピーはモノクロ・カラーともにきれい
というかんじ。
写真のエプソン
コストと文書のブラザー
バランスとコピーのキヤノン
みたいです。
個人的に,ブラザーは耐久性も頭一つ抜けている印象なのを付け足しておきます。
この調査結果はSDカードを直接プリンタに差し込んでのプリントなので,PCから細かく設定をしてプリントすればまた少し違うかもしれません。
(ブラザーは,印刷時に「鮮やか」モードなどがある)
しかし,インク数による差,特にブラザーの黒色表現の弱さはどうやってもなくなりません。
やはり,ブラザーで光沢紙印刷はオマケ程度ですね。
迷ったら……
とにかく無難なのが良い
→キヤノン
写真用にプリンタを買いたい
→エプソン
資料などの印刷用に安く使いたい
→プラザー
というのが一つの基準になるかと
プリンタ2台体制で運用するなら,エプソン+ブラザーがベストマッチですね。
写真印刷の頻度が少ないなら,キヤノンを買うよりもブラザー+コンビニプリントが良さそうです。
エプソンはモノクロ文書の品質が極端に低いものの,文書は写真と比べて画質が重要になるシーンは少ないと考えられます。配布資料等の印刷をしないなら,そこまで気にしなくて良いかもしれません。
と思ったけど……水に弱いのはやっぱり欠点かなあ
私はしばらくはブラザーを保存文書,キヤノンをテストプリントで運用するつもりです。
我が家のキヤノンプリンタは貰い物の旧式,しかもインク詰まりを修理したものなので,試用期間が必要だからです。
また,我が家の写真印刷を全くしない運用では,キヤノン+高品質インクの性能が要らないということもあります。
本来はブラザー+詰め替えインクのランニングコストでもテストプリント用に十分ですが,せっかく無料で本体が手に入ったし,互換インクも250円だし……という感じです。
期限切れ純正インクなどがアウトレットで安く手に入るようになったら,キヤノンを写真用にチェンジしてもいいかな。
6色1000円以下じゃないと買う気が起きないけど……
それか,まとまって写真プリントしたくなったときに急遽高品質インクをセットして使うかな。
ベタ塗りパターンでクリーニングせずにノズル内のインク入れ替えもできるし。
2018年1月11日木曜日
キヤノン PIXUS MG7130 PGBKが2重にブレる問題
前回のエントリでほぼ復活させていたPIXUS MG7130
最後の最後,PGBKのノズルチェックパターンが縦線のみ2重にブレて印刷される不具合が残りました。
文字を印刷してみると。数行おきに(ほんの少しだけ)ボールド体の様に横に太くなった文字が印字されます。
全く実用不可能なレベルでは無いですが,これさえ解決できればプリンタ完全復活なんですよね……
そして,同様の症状はネットでもちらほら。
しかし!
原因の見当はついているのです!
最も怪しいのは,ズバリ非純正インク。
じつは,以前ダイソーの詰め替えインクで使用していたブラザー機2台でも同様の症状があったのです。
カラーは平気なのに,文字だけ2重にダブって印刷されたように見えたり,やけに文字が太かったり。
しかし,しばらく使っているうちにこの症状はなくなりました。
おそらく,顔料ブラックに染料ブラックを混ぜたのがまずかったのではないかと思います。
しばらく使い,元の顔料分が無くなったころ症状が改善されたといったところでしょう。
詰め替えをしない互換インクでも,ヘッド内部でインクが混ざるため,初めのうちは不具合が出る可能性があります。
格安互換インクはPGBKも染料が入っている場合があるので,要注意です。
ちなみに,ダイソーのインクは詰め替え用もリサイクルカートリッジもどちらも染料ブラックしかありません。(実はMG7130にもクリーニング用にダイソーのインクを詰めていたので,ダイソーのブラックに限った問題の可能性もあります)
ともかく,印字不良でクリーニングしても直らないなどの症状が出たら,非純正インクを使っていないか確認してみましょう。
純正インクは値段が高く,キヤノン製プリンタはクリーニングでの消費も多いので文句を言いたくなるのもわかりますが……
それでも,互換インク等を使うのは完全に自己責任です。
特に,格安タイプならなおさら……
どうしてもキヤノン純正で運用できない場合,高くても信頼できる互換インクを使うか,純正でもランニングコストの安いブラザー製がおすすめです。
エプソンのエコタンク用インクを詰め替えれば,コスパもインク品質も最高のような……
最後の最後,PGBKのノズルチェックパターンが縦線のみ2重にブレて印刷される不具合が残りました。
文字を印刷してみると。数行おきに(ほんの少しだけ)ボールド体の様に横に太くなった文字が印字されます。
全く実用不可能なレベルでは無いですが,これさえ解決できればプリンタ完全復活なんですよね……
そして,同様の症状はネットでもちらほら。
しかし!
原因の見当はついているのです!
最も怪しいのは,ズバリ非純正インク。
じつは,以前ダイソーの詰め替えインクで使用していたブラザー機2台でも同様の症状があったのです。
カラーは平気なのに,文字だけ2重にダブって印刷されたように見えたり,やけに文字が太かったり。
しかし,しばらく使っているうちにこの症状はなくなりました。
おそらく,顔料ブラックに染料ブラックを混ぜたのがまずかったのではないかと思います。
しばらく使い,元の顔料分が無くなったころ症状が改善されたといったところでしょう。
詰め替えをしない互換インクでも,ヘッド内部でインクが混ざるため,初めのうちは不具合が出る可能性があります。
格安互換インクはPGBKも染料が入っている場合があるので,要注意です。
ちなみに,ダイソーのインクは詰め替え用もリサイクルカートリッジもどちらも染料ブラックしかありません。(実はMG7130にもクリーニング用にダイソーのインクを詰めていたので,ダイソーのブラックに限った問題の可能性もあります)
ともかく,印字不良でクリーニングしても直らないなどの症状が出たら,非純正インクを使っていないか確認してみましょう。
純正インクは値段が高く,キヤノン製プリンタはクリーニングでの消費も多いので文句を言いたくなるのもわかりますが……
それでも,互換インク等を使うのは完全に自己責任です。
特に,格安タイプならなおさら……
どうしてもキヤノン純正で運用できない場合,高くても信頼できる互換インクを使うか,純正でもランニングコストの安いブラザー製がおすすめです。
エプソンのエコタンク用インクを詰め替えれば,コスパもインク品質も最高のような……
2018年1月9日火曜日
キヤノン PIXUS MG7130 インクづまりからの(ほぼ)復活
部屋にプリンタが3台も……
◆
しばらく前にブラザーDCP-J968Nを購入し,サンワサプライの詰め替えインクも用意したところでしたが……
偶然印字不良となったMG7130を貰い受ける事になりました。
他にも10年選手のDCP-535CNも所有しており,968を高品質用・535を即捨て用で使い分け予定でした。
そして,今回うっかりMG7130が復活してしまったわけです。
◆ MG7130基本スペック
MG7130は2013年製。およそ4年ちょい前のプリンタです。
使用インクは350系で,CMYKにグレーと顔料ブラックを追加した6色インクです。
ライトシアン・ライトマゼンタを搭載するエプソン機と比べると,淡色インクをグレー1つに統合している本気はカラー印刷で多少劣ります。
一方で,ブラックを顔料系・染料系と2パターン搭載しているため,文字印刷ではエプソンより滲まず黒々としたシャープな印字が可能です。水にも(文字は)強いです。
※ブラザーは文字についてはキヤノン同様顔料インクで印刷できるものの,染料黒も淡色インクも持たないのでカラーに極端に弱い
ただし純正インクが極端に高く,6色パックで7000円程度します。また,定時クリーニングがないのでノズルが詰まるとかなりのインクを消費してクリーニングしなければなりません。
ブラザーは純正インクでも4色4000円程度。定時クリーニングでインク消費が早そうですが,ノズル詰まりが起こりにくいため長い目で見ればクリーニングで捨てられるインクの量は少なくて済みます。
ランニングコストではブラザーに遠く及ばないようです。
◆ MG7130の状態
さて,手元にやってきたプリンタはヘッドが詰まった状態。
実は1年前に年賀状印刷に使ったっきりで,その1年前も新品インクタンクが半分なくなるほどクリーニングをしないと色が出ませんでした。
で,今年使おうとしたところ当然またインクが出ず。
去年同様クリーニングを繰り返せば復活したような気もしますが,買い置きのインクが切れていたこと,不要になったプリンタが親戚から貰えたことなどから手放すことにしたようです。
さて,去年クリーニングをしたのは私なのですが,本当に永遠につづくかというくらいクリーニングをしてやっと復活させていました。
今回は「壊れてもいい」という状況で転がり込んできたので,思い切ってノズルの水洗いを試してみました。
◆ MG7130修理してみた
※
あくまで今回行った工程と結果について書くもので,この記事と同じことをしても直る保証はなく,最悪電源が二度と入らないところまで壊れることもあります。
もし修理する場合は自己責任でお願いします。
キヤノン製プリンタの良いところは,何と言ってもヘッドの取り外しができるということ。
以前は交換用ヘッドも販売していたくらいです。今はキヤノン公式ではヘッド販売していませんが,相変わらず取り外しは可能なようです。
本機の場合,
1,インクタンクをすべて外す
2,[BK GY Y PGBK C M]と色表示の書かれた部分を手前に引く(このとき,ヘッドを手で右に少し動かしておかないと本体に引っかかって最後まで引ききれない)
3,イエローとPGBKのタンク装填位置の間にあるツマミ(かなり奥にある)を引っ張る
という手順で簡単に外せます。
手前に90度,転がるようにして外れます。
ヘッドがはずれれば,あとは水洗いをするだけ。
基板部分は濡らさないに越したことはないですが,水抜きをキッチリすれば多少濡れても大丈夫。
ぬるま湯で一通り洗ったあと,インク取入口から上手に圧力をかけてやるとよく詰まりがとれます。
圧力のかけ方としては,私はダイソーで売られている手押しポンプ式のブロワーを使用しました。
ノズル部分を逆向きにしてポンプに差し込めばちょうどいいサイズ。
経の大きなPGBKにはノズルを外してポンプを直接当てるといい感じになります。
ポンプ後ろがわの空気穴を塞げば吸引もできるので便利。
圧力をかける際,あまり無理をしすぎるとデリケートなヘッドはすぐ壊れてしまうので注意してくだい。
一通り洗浄したあとは水抜きをします。
自然乾燥では基板とプラ部分の間に入り込んだ水などはほとんどなくなりません。
エアダスターなどをうまく使って隙間の水をはじき出しましょう。
基板とプラ部品のあいだを狙って吹き付けると水しぶきが飛んできます。
更にその後十分な時間乾燥させ,ヘッドをプリンタに装着します。
◆ 結果
洗浄後インクを装着し,3回ほど強力クリーニングをしたあたりで色が出始めました。
その後幾度となくクリーニングや強力クリーニングを繰り返し,PGBK以外はきれいに色が出るように。その後も根気よくクリーングを続けると,なんとPGBKも復活しました。
まだPGBKのみ,一部で線が二重になるように印刷されますが,この調子なら常用できるレベルまで回復しそうです。
なお,クリーニングの際には,蘇生できなかったときを考えてダイソーの詰め替えインクを使用。
これなら余ったものはブラザー機に使いまわせます。
しかし,もらったときについていたカードリッジが古いためか,インクの供給能力低く,度々インクの供給不良が起きる状態。
インク注入後の穴をわざと数秒開けて,多めにスポンジにインクを吸わせてからクリーニングしてなんとかうまくいきました。
あらから見通しが立ったところで,アマゾンで互換インクを注文。6色セットで250円程度と,この機種はダイソーの詰め替えより互換インクのほうがコスパが良いです。(400円で買った翌日に値下げされてた……タイミングを見てまとめ買いがいいかも?)
当然品質はお察しなのですが,もとがハードオフ行きになる予定のものだったので問題なし。
キヤノンはインクタンクのスポンジが劣化する&詰替時にインクが溢れやすいため,互換インクの方がおすすめな感じ。格安互換インクよりはサンワサプライあたりの詰替えインクのほうが高品質ですが,詰替をする場合はそれ用のインクタンクを別途買わなきゃだめかな。
◆ 運用
さて,これでプリンタ3台体制ですが,コスパで考えるとダイソーDCP-535CNより格安互換MG7130の方が上という自体に。
画質もサンワの詰替を買えばDCP-J968NよりMG7130が上という状態になってしまいました。
DCP-J968N買う必要ないやんか!
買っちゃったものは仕方ないので,ブラザー機が高画質用,キヤノン機が格安インクの即捨て用というへんてこな運用で行きます。
一応キヤノン機がしばらく使って問題なければ,誰かに譲ってもいいかな。
純正インクに戻せば,しっかり本来の画質で印刷できるし。
それより詰まりの直らないDCP-535CNを処分か?
◆
しばらく前にブラザーDCP-J968Nを購入し,サンワサプライの詰め替えインクも用意したところでしたが……
偶然印字不良となったMG7130を貰い受ける事になりました。
他にも10年選手のDCP-535CNも所有しており,968を高品質用・535を即捨て用で使い分け予定でした。
そして,今回うっかりMG7130が復活してしまったわけです。
◆ MG7130基本スペック
MG7130は2013年製。およそ4年ちょい前のプリンタです。
使用インクは350系で,CMYKにグレーと顔料ブラックを追加した6色インクです。
ライトシアン・ライトマゼンタを搭載するエプソン機と比べると,淡色インクをグレー1つに統合している本気はカラー印刷で多少劣ります。
一方で,ブラックを顔料系・染料系と2パターン搭載しているため,文字印刷ではエプソンより滲まず黒々としたシャープな印字が可能です。水にも(文字は)強いです。
※ブラザーは文字についてはキヤノン同様顔料インクで印刷できるものの,染料黒も淡色インクも持たないのでカラーに極端に弱い
ただし純正インクが極端に高く,6色パックで7000円程度します。また,定時クリーニングがないのでノズルが詰まるとかなりのインクを消費してクリーニングしなければなりません。
ブラザーは純正インクでも4色4000円程度。定時クリーニングでインク消費が早そうですが,ノズル詰まりが起こりにくいため長い目で見ればクリーニングで捨てられるインクの量は少なくて済みます。
ランニングコストではブラザーに遠く及ばないようです。
◆ MG7130の状態
さて,手元にやってきたプリンタはヘッドが詰まった状態。
実は1年前に年賀状印刷に使ったっきりで,その1年前も新品インクタンクが半分なくなるほどクリーニングをしないと色が出ませんでした。
で,今年使おうとしたところ当然またインクが出ず。
去年同様クリーニングを繰り返せば復活したような気もしますが,買い置きのインクが切れていたこと,不要になったプリンタが親戚から貰えたことなどから手放すことにしたようです。
さて,去年クリーニングをしたのは私なのですが,本当に永遠につづくかというくらいクリーニングをしてやっと復活させていました。
今回は「壊れてもいい」という状況で転がり込んできたので,思い切ってノズルの水洗いを試してみました。
◆ MG7130修理してみた
※
あくまで今回行った工程と結果について書くもので,この記事と同じことをしても直る保証はなく,最悪電源が二度と入らないところまで壊れることもあります。
もし修理する場合は自己責任でお願いします。
キヤノン製プリンタの良いところは,何と言ってもヘッドの取り外しができるということ。
以前は交換用ヘッドも販売していたくらいです。今はキヤノン公式ではヘッド販売していませんが,相変わらず取り外しは可能なようです。
本機の場合,
1,インクタンクをすべて外す
2,[BK GY Y PGBK C M]と色表示の書かれた部分を手前に引く(このとき,ヘッドを手で右に少し動かしておかないと本体に引っかかって最後まで引ききれない)
3,イエローとPGBKのタンク装填位置の間にあるツマミ(かなり奥にある)を引っ張る
という手順で簡単に外せます。
手前に90度,転がるようにして外れます。
ヘッドがはずれれば,あとは水洗いをするだけ。
基板部分は濡らさないに越したことはないですが,水抜きをキッチリすれば多少濡れても大丈夫。
ぬるま湯で一通り洗ったあと,インク取入口から上手に圧力をかけてやるとよく詰まりがとれます。
圧力のかけ方としては,私はダイソーで売られている手押しポンプ式のブロワーを使用しました。
ノズル部分を逆向きにしてポンプに差し込めばちょうどいいサイズ。
経の大きなPGBKにはノズルを外してポンプを直接当てるといい感じになります。
ポンプ後ろがわの空気穴を塞げば吸引もできるので便利。
圧力をかける際,あまり無理をしすぎるとデリケートなヘッドはすぐ壊れてしまうので注意してくだい。
一通り洗浄したあとは水抜きをします。
自然乾燥では基板とプラ部分の間に入り込んだ水などはほとんどなくなりません。
エアダスターなどをうまく使って隙間の水をはじき出しましょう。
基板とプラ部品のあいだを狙って吹き付けると水しぶきが飛んできます。
更にその後十分な時間乾燥させ,ヘッドをプリンタに装着します。
◆ 結果
洗浄後インクを装着し,3回ほど強力クリーニングをしたあたりで色が出始めました。
その後幾度となくクリーニングや強力クリーニングを繰り返し,PGBK以外はきれいに色が出るように。その後も根気よくクリーングを続けると,なんとPGBKも復活しました。
まだPGBKのみ,一部で線が二重になるように印刷されますが,この調子なら常用できるレベルまで回復しそうです。
なお,クリーニングの際には,蘇生できなかったときを考えてダイソーの詰め替えインクを使用。
これなら余ったものはブラザー機に使いまわせます。
しかし,もらったときについていたカードリッジが古いためか,インクの供給能力低く,度々インクの供給不良が起きる状態。
インク注入後の穴をわざと数秒開けて,多めにスポンジにインクを吸わせてからクリーニングしてなんとかうまくいきました。
あらから見通しが立ったところで,アマゾンで互換インクを注文。6色セットで250円程度と,この機種はダイソーの詰め替えより互換インクのほうがコスパが良いです。(400円で買った翌日に値下げされてた……タイミングを見てまとめ買いがいいかも?)
当然品質はお察しなのですが,もとがハードオフ行きになる予定のものだったので問題なし。
キヤノンはインクタンクのスポンジが劣化する&詰替時にインクが溢れやすいため,互換インクの方がおすすめな感じ。格安互換インクよりはサンワサプライあたりの詰替えインクのほうが高品質ですが,詰替をする場合はそれ用のインクタンクを別途買わなきゃだめかな。
◆ 運用
さて,これでプリンタ3台体制ですが,コスパで考えるとダイソーDCP-535CNより格安互換MG7130の方が上という自体に。
画質もサンワの詰替を買えばDCP-J968NよりMG7130が上という状態になってしまいました。
DCP-J968N買う必要ないやんか!
買っちゃったものは仕方ないので,ブラザー機が高画質用,キヤノン機が格安インクの即捨て用というへんてこな運用で行きます。
一応キヤノン機がしばらく使って問題なければ,誰かに譲ってもいいかな。
純正インクに戻せば,しっかり本来の画質で印刷できるし。
それより詰まりの直らないDCP-535CNを処分か?
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