では実際に使ってみてどうなのか?
1.スペック
スペックの再確認です。
細々とスペックアップを図っています。
CPU:i5-2410M(2.3GHz) → i5-2520M(2.5GHz)
メモリ:4GB → 16GB
HDD:1TB 7200rpm → 250GB SSD
CPUはVPCL24シリーズとかなり近いものを積んでいるので,そちらの参考にもなると思います。2410Mでもさほど違いはないと思いますが。
2.スペック的な使い勝手は?
基本動作は当然軽快で,SSDと大容量メモリがあれば事務用途では全く問題を感じないでしょう。
問題になるのは動画再生等。
Giga Pocket Digitalでテレビを流していると大体常時15%程度のCPU使用率で,数秒おきに一瞬40%まで上がる程度です。
テレビを流しながらFlashで動くブラウザゲームなんかをすると結構厳しくなってきます。
割と簡単にCPU使用率100%に張り付き,あらゆる動きがノロノロ。
グリス塗り直しとホコリ清掃が効いているのか,排熱は問題なさそうでした。
これならi7のQMシリーズに載せ替えてもある程度は問題なく使えるかもしれません。
普通にテレビを流しながらブログを書いたりOfficeソフトを使用したりする程度ならほとんどファンの音も気にならないくらいで快適に使用できます。
2011年当時でもミドルスペックなので,こんなもんだと思います。テレビが見れたり画面が大きかったりデュアルモニタに対応していたりする分,余計にスペック不足を感じやすい面はあります。
3.スペック以外での使い勝手は?
キーボードはテンキー不要ですが使い勝手は良いです。アイソレーションタイプでストロークもノートPCより少し長いか同じ程度。エンターキーやパックスペースキーも大きく,ノートPCのキーボードに慣れているととても自然に支えます。
ただ,エンターキーやバックスペースキーの打鍵音は大きいです。
VAIOボタンをはじめ,スリープボタン,ズームボタン,ボリュームボタンなどのハードキーも搭載されているのは便利。スリープボタンはディスプレイOFFボタンとして使用,VAIOボタンはGiga Pocket Digital起動ボタンとして設定しています。
マウスの使い勝手はちょっと微妙。劣化もあってか中クリックの反応が微妙なので,こちらはLogicoolの今まで使用していたマウスと変えました。他のVAIOマウスはモバイル用のものか有線モデルのどちらかしかないので,変にプレミアの付いていない物があれば手に入れたいです。
インタフェース類はUSB3.0が便利で,外付けHDDやUSBメモリなども現代の速度水準で使用できます。内蔵SSDもSATA600でつながるのでストレージ周りで時代遅れを感じることはありません。先進的なものは特にないな,というくらいです。
4.総合的には?
CPUやGPUが要求される用途には厳しいです。i7のQMシリーズに交換すればかなりのスペクアップは見込めますが,消費電力と排熱の問題もあり,コストもそれなりに掛かるので考えもの。
逆に言えば,特別CPUを要求される用途以外で困ることはありません。
ゲームもFlashで動くブラウザゲーム程度なら,いろいろ同時に起動しなければ問題なく動きます。
外部GPUが要求されるものは当然無理ですが,そんなゲームは現代のミドルスペックノートでも無理です。
ともかく,価格なりと思って買うこと。
実は34000円で購入した後に25000円での出品も見つけました。写真点数が少なかったですが,付属品も一通り揃っているとの説明だったのでちょっと後悔。
これくらいの価格なら迷わず買いです。
個人的には余裕でメインPCです。
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