ずい分前に購入したバッファロー製のキーボードです。
しばらく寝かせていましたが,最近使う機会が増えたのでレビューしてみます。
左が私の買ったモデル。右がマイナーチェンジの新モデル。
●良い所
このキーボードの特徴はなんといってもそのサイズ感。キーピッチ17mmと狭いものの,テンキーも搭載せず占有面積は非常に少なく済みます。
デザインも秀逸で,Apple製品のようなカラーリングとシンプルなデザインです。
●悪いところ
・キー配列が特殊
USキー配列で日本語カナ印刷もなし。これ自体はデザイン面で良いと感じる人も多いでしょうが,エンターキーの形状などもUS仕様なのでなれないと使いにくく感じます。US仕様を求めるほどハードな使い方をする人は到底満足できないような品質のキーボードなのですが,なぜ……
また,一部使用頻度の低いキーの位置も特殊なものがあり,とにかく慣れが必要です。
・たわみ方がすごい
非常に薄く軽い作りのためか,キーボード全体がたわみます。もう少ししっかり机に接地するようにすればいいと思うのですが,キーボードの手前と奥のみ接地し中間が常に浮いている状態。特に強くタイプしなくても,盛大にキーボードが曲がります。
・タイプ感が悪い
カチャカチャとした音や質感で,グラつきもそれなりにあります。
・誤反応が多い
個体差もあると思いますが,スペースキーがよく誤作動します。スペースキー下のフレーム部分を抑えてもスペースキーが反応するので,キーボードがペラペラしていてすぐ曲がるのが影響していそう。
おすすめしませんが,適当に力を加えてキーボードをあえて曲げてやると改善しました。
●買うべき人と買うべきでない人
間違いなく本格的な文字入力には使えませんので,文字をバリバリ打ちたい人は避けてください。
ちょっと検索ワードを打ち込んだり,ブログなんかにコメントを書いたり,SNSなどをそれほどヘビーでない程度に利用するのならOK。ペラペラと安っぽい質感ですが,それでもコンパクトさとカラーリングはこのキーボードを選ぶ理由になります。
私の場合は結構長文を打つこともあるので,結構ストレスを感じながら使っています。長文を打つ時だけVAIO S11を使ったりして対応しています。(今もまさにそう)
というわけで,個人的満足度は5点満点で2点くらい。軽い用途にならなんとか使えますので,小ささとデザインに気に入ったら購入してみてください。
左が私の買ったモデル。右がマイナーチェンジの新モデル。
2016年5月1日日曜日
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