2017年9月28日木曜日

1500円PCことLenovo S10eの内蔵HDDが復活する

代替処理保留中のセクタが300以上存在し,購入した際にブートローダーが破損した形跡のあったHDD





とりあえず復活しました





ブートローダー破損からてっきり望み薄だと考えていたのですが,S.M.A.R.Tによると電源投入回数も使用時間も少なく,結構若い状態のHDDということが分かっていました。


また,処理済みでなく保留中ということから,復活の可能性も十分あると踏んで保留セクタの生死判定をしてみました。




代替処理保留中というのは,その名の通り代替処理をするかどうか判定中という状態。

何かしら読み書きでエラーのあったと思われるセクタに対し,次回アクセスした際に正常に扱えるかどうかで破損扱いにするかどうかを判定します。

セクタが破損しているとみなされると,該当セクタの使用が停止され,代わりに予備のセクタが使われるようになります。

これが破損したセクタの代替処理です。


一般的に,一つでも代替処理済みのセクタが発生すると,そのHDDは寿命とみなされます。




代替処理保留中のセクタを生死判定するには,HDD全体をデータで埋めて,すべてのセクタに一通りアクセスしてみるのが手軽な方法です。

まず,念のためエラーチェックとフォーマットをWindows標準機能を用いて行います。どちらもクイックでは行わず,たっぷりと時間を掛けて行います。

次に,数GBの大きなデータをHDDに目一杯コピーします。

厳密にはすべてのセクタにアクセスすることはできませんが,これで大概うまくいきます。



一通り処理後,ドキドキしながらS.M.A.R.Tを見てみると……

無事,保留中のセクタも処理済みのセクタも0になっていました。



ブートローダーの破損は,Linuxを削除したり,OSのデュアルブートでやらかしたりしたのが原因かも?

ただ,前オーナーから詳しい話を聞いたわけでもないし,またすぐ不具合が出る可能性も0では無いです。
重要データの保管は避けて,しばらく様子見しながら使ってみようと思います。






これでまた埃をかぶっているHDDが増えました……


現在2軍にいるのは
320GBが2台
250GBが1台
160GBが1台
120GBが1台
80GBが1台

下の方は最近のSDカードより容量少ないです。

320GBは録画用やサブPCで利用中
容量もまあまあで,そこそこ年寄り気味ですがまだまだ現役

80GBは容量こそ少ないものの若いHDDなので,容量を必要としないS10eで使用中


今回復活した160GBは,様子見がいるものの若いHDDで使いみちはできそう。


問題は250GBと120GBです。
どちらも1軍時代にハードな扱われ方をしていて,特に250GBは電源投入回数がえらいことになっています。

録画用HDDがテレビに連動してハードに扱われる傾向にあるので,250GBを録画用にしようかな。
観ては消す方式だし,PS3で録画できないBSくらいしか録らないから容量も問題なさそうなんだようね。
ただ,320GBに溜まってる番組を全部消化しないといけない……




その後
BRAVIAの録画データは直接HDD同士でコピー可能なことが判明。
メモリースティック時代と同じで,メディアではなくデータにプロテクトがかかっているっぽいです。
つまり,保存しておきたいデータをPCにバックアップしたりもできるということらしい。
HDD→PC→BDという果てしない手間はかかるが,理論上BDに焼くこともできる!?

で,コピーしようかと念のためSMARTを再確認してみたところ……現在録画用の320GBが電源投入回数4000回突破で一番お年寄りなことが判明。使用時間も250GBとかと大差ない。
ちなみに,250GBと120GBはどちらも電源投入回数2000回台で,使用時間が15000時間とちょっと長め。でも大事なのは投入回数の方だしね。


1500円PCについてきた160GBは,投入回数1500回程度,使用時間1000時間未満でした。ネットブックらしい使われ方。


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