2018年7月27日金曜日

WiMAX2+ WX03の電池パック問題のもう一つの問題

WiMAX端末、WX03。
同時期ファーウェイから発売されていた端末よりバッテリー持ちがよく、LTE非対応な変わりにクレードルに拡張アンテナが付いていたりと機能面で独特なところが多かったため、購入した(もらった)人も多いのではないかと思います。

余談ですが、使い終わったWiMAX端末は格安SIMを入れて運用ができ、LTE非対応の場合はauの非VoLTE系SIMが利用可能。LTE対応の場合は加えてdocomo等のSIMも(エリアは狭くなるが)利用可能らしいです。

そういった意味でも、電池パック交換可能な本機には期待をしていたんですが…



●電池パック膨張問題
電池パックは遅かれ早かれ膨張するものですが、本機はそれが異常に早く進むという問題があります。半年もしないうちに電池カバーが閉まらなくなったという人もいるようです。(あまりの酷さに購入後1年以内なら無償交換対応)

これの対策としてファームウェア1.4.0が公開されています。常時満充電にならないようにして負荷を減らす仕組みのようです。

しかし、発熱という根本的な問題は解決できておらず、クレードルを利用して据え置き兼用で使うには大きな問題があります。


●発熱を避ける必要あり
私の場合、夏場に目に見えて膨張が早まりました。

基本的にリチウムイオン電池は高温での利用に弱いようです。にもかかわらず、WX03は本体の後ろ半分をバッテリーが全て覆っており、本体が出した熱はすべてバッテリーに伝わる構造。

せめて涼しい部屋で使うようにしたいです。(私はエアコンを付けていない部屋に置いてクレードルで24時間稼働させていた)

WiMAXなので窓辺において使用する場合も多いと思いますが、日差しよけはしておきましょう。


●もう一つの問題
本題。

電池パックの膨張と対応策については書いたとおりなのですが、この機種の構造的な欠陥はもう一つあります。

それが、電池カバーの構造。

防水系の端末のように、まっすぐはめ込むような電池カバー(防水でもないのに)になっています。

個人的には、非防水ガラケーによくある、スライドしてロックするかたちが良かったです。

昔のガラケーもよくバッテリーは膨張しましたが、蓋がしっかりロックできるため勝手に開いたり閉まらなくなるということはよほどでないとおきませんでした。

本機は電池が平たいこともあって、いずれ閉まらなくなるかもしれませんが、少なくとももう少しは使い勝手が良かったのではないかと思います。



なお、末期になるとクレードルに刺さらないレベルまで行くそうです。


   ◆  ◆  ◆


私は3000円で中古のL01を購入し乗り換えましたが、やはり据え置き利用とモバイル利用は分けるべきだと感じました。

WiMAXも3日で10GB制限があるため、わざわざ手間を掛けてまでWiMAXを持ち歩いてスマホの通信量を節約しようという気にもならず(そもそもそんなに通信しない)、結局ずっと家に置いたまま。

旧WiMAXでUroad-Homeを使用していた時、持ち運べたら便利かなと思って契約変更時にWX03にしたものの、結局こんなもんです。


今後は、L01メインで使用しつつ、本当に持ち運びたくなったときだけWX03にSIMを差し替えて持ち出します。電池カバーは1辺を養生テープで止めればギリギリ閉まります。



冷静に考えればWX03があくまでもモバイル用で、据え置き利用はおまけ程度なのは当然なのですが…

拡張アンテナ付きクレードルなんて出されたら勘違いもしますって。

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