pnethoodで普通にネットワーク検索しても目的のPCが検出されなかったり,検出されてもno sharesと出て共有フォルダが開けない問題が発生していました。
解決方法はすんごい簡単。
ターミナルで
pnethood 192.168.100.001
などのように,目的のPCのIPアドレスを指定してやればOK
pnethoodが開き,目的のIPアドレスのPCが検出され,共有されているフォルダにアクセスが可能になります。
2019年8月29日木曜日
2019年8月27日火曜日
格安小型Micro SDアダプタを買いました
安い!
Lenovo ideapad S10e用に購入しました。
余ってる大量の8GB microSDカードを超小型USBメモリ的に使うためですね。
これを使用することでUSBブート運用しているS10eでUSBメモリが邪魔になる問題を解決しようと思います。
今回はS10eに合わせてホワイトを購入。
発送は中国なのでChina Postで届くかと思いきや,Chunghwa Post(台湾ポスト)でした。
発送は注文翌日でしたが,到着はどうやら2週間程度かかるようです。
品質に疑問もあるし,届くのにも時間かかる…
というわけで,こちらもおすすめ。
合わせ買い対象なので何かしらとセットでないと購入できませんが,価格も300円ちょっとでAmazon発送。
合わせ買いがなんとかできるなら,圧倒的にこっちのほうが良い気がしてきました。
こっちも買おうかな…microSD大量に余ってるし…
Lenovo ideapad S10e用に購入しました。
余ってる大量の8GB microSDカードを超小型USBメモリ的に使うためですね。
これを使用することでUSBブート運用しているS10eでUSBメモリが邪魔になる問題を解決しようと思います。
今回はS10eに合わせてホワイトを購入。
発送は中国なのでChina Postで届くかと思いきや,Chunghwa Post(台湾ポスト)でした。
発送は注文翌日でしたが,到着はどうやら2週間程度かかるようです。
品質に疑問もあるし,届くのにも時間かかる…
というわけで,こちらもおすすめ。
合わせ買い対象なので何かしらとセットでないと購入できませんが,価格も300円ちょっとでAmazon発送。
合わせ買いがなんとかできるなら,圧倒的にこっちのほうが良い気がしてきました。
こっちも買おうかな…microSD大量に余ってるし…
2019年8月26日月曜日
Lenovo ideapad S10e で Puppy Linux がサスペンドできない問題とマウスカーソル透明になる(消える)問題解消
えらい悩まされてきたけどあっさり解決しました。
ただ,カバーを閉じるとサスペンドします。カバーを閉じても何もしない設定にする方法は分かりませんでした。(頑張ればできそうな気もします)
手順
Step1
パッケージマネージャから「acpitool」をインストール
Step2
/etc/acpi/actions/suspend.sh
の内容を
#!/bin/sh
acpitool -s
に変更
以上!
これでカバーを閉じればサスペンドになり,カバーを開くと復帰。マウスカーソルも正常です。
また,shファイルを直接実行しても即サスペンドに入ります。デスクトップなどにコピーしておくと捗ります。
カバーを閉じるとサスペンドなので,音楽を流したままにしたいときなど不便もあります。ただ,マウスカーソルが消えるよりはマシかなという感じ。
ともかく,これで標準的な挙動に戻すことができました。
ただ,カバーを閉じるとサスペンドします。カバーを閉じても何もしない設定にする方法は分かりませんでした。(頑張ればできそうな気もします)
手順
Step1
パッケージマネージャから「acpitool」をインストール
Step2
/etc/acpi/actions/suspend.sh
の内容を
#!/bin/sh
acpitool -s
に変更
以上!
これでカバーを閉じればサスペンドになり,カバーを開くと復帰。マウスカーソルも正常です。
また,shファイルを直接実行しても即サスペンドに入ります。デスクトップなどにコピーしておくと捗ります。
カバーを閉じるとサスペンドなので,音楽を流したままにしたいときなど不便もあります。ただ,マウスカーソルが消えるよりはマシかなという感じ。
ともかく,これで標準的な挙動に戻すことができました。
2019年8月25日日曜日
ノートPCのCPUグリス塗り替えの効果とは?
ここ1ヶ月くらいで3台,ここ1年で手持ちのPCすべてのグリスを塗り替えました。
ノートPCのグリス交換は機種によって難易度が大きく異なり,15インチPCは楽々,薄型小型モバイルは高難易度というのが大まかな傾向です。
メモリやSSDの交換と比べれば難易度も高く,グリスの選び方や塗り方なども考えなければなりませんが,そこまでする価値はあるのでしょうか?
1.温度とファン回転数
グリスの塗替えで最も効果があるのは,劣化したグリスの塗り替えです。
購入後5年以上経過したようなPCは(使用頻度や使い方にもよるものの)グリスがカチカチに硬化しているものが多く,熱伝導率も落ちています。
これを塗り替えるとCPUの温度が劇的に下がり,ファンが静かになります。
一方,効果が薄いのは高性能グリスへの塗替え。
ファンは多少静かになりますが,体感としては微妙なところだと思います。
また,ノートPCはファンの静音性重視で一定以上CPUを冷やさないため,温度を計測しても違いはほぼわかりません。
2.グリスの塗り方
色々流派があるのですが,私はまずヒートシンク側にグリスを塗り,それを一度拭き取ります。
その後,CPUのダイの形状に合わせて細長くグリスを盛り(漢字の「一」の字を書くように盛る),そのままヒートシンクの押しつけ圧で伸ばします。
ヒートスプレッダがあるCPUの場合も,調べればダイの形状がわかるのでそれに合わせて塗ればOKです。
デスクトップ用はともかく,ノート用CPUにグリスをヘラで伸ばす意味はほぼないと思います。その代わり,ヒートシンクをネジ止めしたあと指で少し押し付けておくと良いです。
グリスのはみ出しですが,ノートPCの場合は一切考慮しなくていいです。(市販の殆どのノートPCはグリスはみ出しまくりです)ただ,電導性のあるグリスを使用する場合はCPU上の電子部品をカプトンテープなどでカバーしておくと良いです。
グリスが少ないと明らかに冷えなくなってしまうので,気持ち多めに塗っておくほうが安心です。
3.グリスの選び方
正直ノートPCなら高いグリスを買う必要はありません。GPU搭載モデルや上位のTDPが高いCPUを搭載している場合は高いものを選んでも良いと思います。
・おすすめの安物グリス
熱伝導率2.0W/mkと極端に低いわけではなく,価格も300円以下で4g入。
大抵のノートPCならこれで十分冷えます。ただし,カピカピのグリスから交換ならともかくまだ粘度を保っているグリスから塗り替えても変化はほぼないです。
・おすすめ高級グリス
熱伝導率8.5W/mkとトップクラスでは無いものの高性能。OC等しないならこれ以上は無駄なスペックです。加えて,塗りやすさ・拭き取りやすさ・耐久性などの面から評判がいいです。
値段は1000円ほどしますが,こちらも4g入なのでノートPCに使う程度ではなかなか使いきれません。
上記のグリス2種は,熱伝導率が4倍,価格も4倍近く違います。ただ,実際の冷却性能に関してはデスクトップPCでもその差が5度にも満たない場合が多く,発熱量の少ないノートPCであれば更にその差は縮まります。また,ヒートシンクやファンなどがボトルネックとなり,熱伝導率が高くても結局排熱が追いつかないということも考えられます。
個人的には安い方で十分だとは思うのですが,高い方は耐久性もアピールポイントとして挙げられています。実際に検証できていないのであくまでおまじないレベルですが,その辺りも考慮して高い方を買ってみるのも良いかもしれません。
なにせ,高いといえどもたかだか1000円です。
4gも必要ないという人は,
こちらもおすすめ。1g入なのでg単価はかなり高いですが,どうせ余らせて捨てるくらいならいい選択だと思います。
熱伝導率の高さを実感しにくいところと,若干塗りにくいらしいところが欠点と思われます。
正直買ってないので詳細不明。評判は良いです。
ノートPCのグリス交換は機種によって難易度が大きく異なり,15インチPCは楽々,薄型小型モバイルは高難易度というのが大まかな傾向です。
メモリやSSDの交換と比べれば難易度も高く,グリスの選び方や塗り方なども考えなければなりませんが,そこまでする価値はあるのでしょうか?
1.温度とファン回転数
グリスの塗替えで最も効果があるのは,劣化したグリスの塗り替えです。
購入後5年以上経過したようなPCは(使用頻度や使い方にもよるものの)グリスがカチカチに硬化しているものが多く,熱伝導率も落ちています。
これを塗り替えるとCPUの温度が劇的に下がり,ファンが静かになります。
一方,効果が薄いのは高性能グリスへの塗替え。
ファンは多少静かになりますが,体感としては微妙なところだと思います。
また,ノートPCはファンの静音性重視で一定以上CPUを冷やさないため,温度を計測しても違いはほぼわかりません。
2.グリスの塗り方
色々流派があるのですが,私はまずヒートシンク側にグリスを塗り,それを一度拭き取ります。
その後,CPUのダイの形状に合わせて細長くグリスを盛り(漢字の「一」の字を書くように盛る),そのままヒートシンクの押しつけ圧で伸ばします。
ヒートスプレッダがあるCPUの場合も,調べればダイの形状がわかるのでそれに合わせて塗ればOKです。
デスクトップ用はともかく,ノート用CPUにグリスをヘラで伸ばす意味はほぼないと思います。その代わり,ヒートシンクをネジ止めしたあと指で少し押し付けておくと良いです。
グリスのはみ出しですが,ノートPCの場合は一切考慮しなくていいです。(市販の殆どのノートPCはグリスはみ出しまくりです)ただ,電導性のあるグリスを使用する場合はCPU上の電子部品をカプトンテープなどでカバーしておくと良いです。
グリスが少ないと明らかに冷えなくなってしまうので,気持ち多めに塗っておくほうが安心です。
3.グリスの選び方
正直ノートPCなら高いグリスを買う必要はありません。GPU搭載モデルや上位のTDPが高いCPUを搭載している場合は高いものを選んでも良いと思います。
・おすすめの安物グリス
熱伝導率2.0W/mkと極端に低いわけではなく,価格も300円以下で4g入。
大抵のノートPCならこれで十分冷えます。ただし,カピカピのグリスから交換ならともかくまだ粘度を保っているグリスから塗り替えても変化はほぼないです。
・おすすめ高級グリス
熱伝導率8.5W/mkとトップクラスでは無いものの高性能。OC等しないならこれ以上は無駄なスペックです。加えて,塗りやすさ・拭き取りやすさ・耐久性などの面から評判がいいです。
値段は1000円ほどしますが,こちらも4g入なのでノートPCに使う程度ではなかなか使いきれません。
上記のグリス2種は,熱伝導率が4倍,価格も4倍近く違います。ただ,実際の冷却性能に関してはデスクトップPCでもその差が5度にも満たない場合が多く,発熱量の少ないノートPCであれば更にその差は縮まります。また,ヒートシンクやファンなどがボトルネックとなり,熱伝導率が高くても結局排熱が追いつかないということも考えられます。
個人的には安い方で十分だとは思うのですが,高い方は耐久性もアピールポイントとして挙げられています。実際に検証できていないのであくまでおまじないレベルですが,その辺りも考慮して高い方を買ってみるのも良いかもしれません。
なにせ,高いといえどもたかだか1000円です。
4gも必要ないという人は,
こちらもおすすめ。1g入なのでg単価はかなり高いですが,どうせ余らせて捨てるくらいならいい選択だと思います。
熱伝導率の高さを実感しにくいところと,若干塗りにくいらしいところが欠点と思われます。
正直買ってないので詳細不明。評判は良いです。
2019年8月22日木曜日
Sony VAIO SE(VPCSE19)のリフレッシュを行う
そんな予定はなかったんですが,結果的にフルリフレッシュになりました。
今回の山場は2つ。
・1つ目は本体の分解(ハード部門)
・もう1つはWindows 10のインストール(ソフト部門)
結構難儀しました。もう二度とやりたくない
1.ことの始まり
メルカリでWi-Fiカードを購入したのがすべての元凶。いままでLANケーブルでつないでいたものを無線にしようと思い,5GHz対応のIntel Advanced N 6205(abgn対応)を購入しました。
ところがこれがWindowsでドライバがうまく機能せず。SSD化する再に取り外したHDDにWindows7が入りっぱなしなので,一度Windows7に戻して確認してみるも同様にエラーでドライバ機能せず。
ならばCMOSクリアしてみようと分解したわけです。ちなみにCMOSクリアには失敗しました。(あせりすぎたため)
その後Windowsもインストールしなおすことになり,結果フルリフレッシュです。
あとやっぱりこの機種はWin7で使うのが都合がいいです。
2.いざ分解(ハード編)
中古で購入した機種なので,購入直後に途中までは一度分解済み。ただ,その時はマザーボードを外すことまでしておらず,この機種はマザー外しなしではCMOS用バックアップ電池にもCPUグリスにも触れません。
そのため,どうせならと今回はグリスの塗り替えも目的としました。
初めて分解したときは詳しく分解方法を解説しているサイトがあったのですが,現在は閉鎖されていたので記憶を頼りに前回と同じところまで分解を進めました。
<特に注意したいポイント>
HDD下の黒いフィルムで隠れているフラットケーブル2本を外すことは絶対に忘れずに!
致命的になります。
背面からアクセスできるネジ全てと,上記のケーブル2本を外せばキーボード部分を外すことができます。
この機種はキーボード側に非常にたくさんのモジュールがくっついており,気軽にキーボードだけ交換は難しそうでした。
※以上が前回の到達地点。ここから先は未知です。
まずネジから。マザーに付いているネジ4本とCPUクーラーを固定しているネジ数本さえ外せば固定は外れた状態になります。
しかしこのままではCPUファンやD-subコネクタがケースに引っかかり,取り出すことができません。
ここで選択肢が2つ。ある程度強引に引き抜く方法と,もう少しパーツの分解を進める方法。
結論から言うと,今回は強引に引き抜きました。致命的な結果になる可能性もあるのでおすすめはとてもできませんが,細かい部分の分解を進めていくこと自体も大きなリスクとなります。正直なところ,分解しないのが一番です。
マザーボードが取り出せれば,裏あるにCPUと電池にアクセスできます。CPUクーラーを外し,グリスの塗り直し。CMOS用のバックアップ電池を取り外し。これでOK。
じゃない!
同じことをする人はいないと思いますが,先にバックアップ電池を外してからグリスの塗り直しをするのがいいです。
CMOSクリアをするにはバックアップ用電池を外したあとしばらく放置する必要があるためです。
私はこの時間が足りずCMOSクリアには失敗しました。
それはさておき,グリスの塗り替えははっきり効果あり。購入時と比べてもすぐ唸りをあげていたファンがかなり静かになりました。
この機種はRADEONブランドの外部GPU(Win10化すると使えなくなる…)を搭載しているので,発熱量が多く,その割に排気口が謎位置にあるなどエアフローが悪い機種です。今まで見たどのPCよりもひどくグリスが硬化していました。
塗り直すだけでも相当マシになりそうですが,加えてグリス自体も熱伝導率が8.5W/mkクラスのものに。
壊れるんじゃないかってくらいファンがうるさかったので,これだけで分解した価値はありました。
CPUがはんだ付けタイプなのでQMプロセッサに交換できないのが残念なところ…
3.Windowsも入れ直そう(ソフト編)
CMOSクリアには失敗したのですが,どうやらPuppy Linuxを起動してみると正常にWi-Fiカードが認識され,電波を拾っています。
というわけで,念の為Windowsの入れ直しをしてみました。せっかくハードをここまできれいにしたので,ってのもありますが…軽く考えすぎでした…
<チャレンジ0>
実はCMOSクリアに挑む前にWindows10のクリーンインストールに挑戦していました。
結果はもちろん,Wi-Fi認識せず。
<チャレンジ1>
クリーンインストールでだめなんだからWi-Fiはもう何やってもだめに決まっているんですが,VAIOアプリのためにリカバリすることにしました。素のWindows10だとVAIOアプリが全滅,アップデートファイルを拾ってきてもインストール不可となるので苦肉の策です。
1回目は以前やったのと同じ方法で,「VAIO Update for Windows 8 Upgrade」を利用する方法。この機種ではWin7→Win8へのアップデートはSonyから公式にサポートがあり,上記のツールが提供されています。これをWin10にも使ってやろうという考え。
前回はそれなりにうまく行ったのですが,今回はWin10化後にいくつかインストールされない物があり。特にVAIOの設定やVAIOオリジナルのハードウェア機能(VAIOボタン,ASSISTボタン,キーボードショートカットによる画面輝度の変更など)に関するアプリが導入されず,ほぼクリーンインストールと変わらない残念な事態に。
結論。
VAIO Update for Windows 8 Upgradeを使用してWin10化はやめたほうがいいです。
<チャレンジ2>
念の為もう一度リカバリディスクでWin7へリカバリ。
不要なアプリ,Windows10で使えないことがはっきりしているアプリ等を一通り削除。その後Windows Updateに移ります。
最小工程であらかたのWindows Updateがあたった状態にするため,
・Windows 7 for x64-Based Systems 用更新プログラム (KB3020369)
・Windows 7 for x64-Based Systems 用更新プログラム (KB3125574)
の2つをインストール。あとはVAIO Updateをすべて実行します。
(実はここまではチャレンジ1でもやっていた)
万全を期すなら更にオンラインでWindows Updateを実行するところですが,見切りをつけてこの段階でWindows10 Ver.1903のアップデートに取り掛かります。
それなりに時間はかかりましたが,結論としてはVAIOオリジナルハードウェア機能はそこそこ生きていました!
一部設定しても機能しないものがありますが,これらはWin8用キットを使用しても使えるようにはならない(設定項目が消えるだけ)なので実害はなし。
◆ ◆ ◆
Wi-Fiカードは相変わらず認識しませんが,もとのカードに戻せば(遅いけど)一応つながるのでこれでメンテナンス終了にしたいと思います。
無線の不満は解消されませんでしたが,ファンの爆音問題が解決できたので結果的に良かったような気もします。
無駄にSSDを数百GB書き換えたのは…
まとめ
・グリス塗替えの効果は絶大だけどそれでもあまり分解しようと思わないほうがいい
・Win7プリインストールVAIOをWin10化するときに,Win8用のキットは不要
以上!
今回の山場は2つ。
・1つ目は本体の分解(ハード部門)
・もう1つはWindows 10のインストール(ソフト部門)
結構難儀しました。もう二度とやりたくない
1.ことの始まり
メルカリでWi-Fiカードを購入したのがすべての元凶。いままでLANケーブルでつないでいたものを無線にしようと思い,5GHz対応のIntel Advanced N 6205(abgn対応)を購入しました。
ところがこれがWindowsでドライバがうまく機能せず。SSD化する再に取り外したHDDにWindows7が入りっぱなしなので,一度Windows7に戻して確認してみるも同様にエラーでドライバ機能せず。
ならばCMOSクリアしてみようと分解したわけです。ちなみにCMOSクリアには失敗しました。(あせりすぎたため)
その後Windowsもインストールしなおすことになり,結果フルリフレッシュです。
あとやっぱりこの機種はWin7で使うのが都合がいいです。
2.いざ分解(ハード編)
中古で購入した機種なので,購入直後に途中までは一度分解済み。ただ,その時はマザーボードを外すことまでしておらず,この機種はマザー外しなしではCMOS用バックアップ電池にもCPUグリスにも触れません。
そのため,どうせならと今回はグリスの塗り替えも目的としました。
初めて分解したときは詳しく分解方法を解説しているサイトがあったのですが,現在は閉鎖されていたので記憶を頼りに前回と同じところまで分解を進めました。
<特に注意したいポイント>
HDD下の黒いフィルムで隠れているフラットケーブル2本を外すことは絶対に忘れずに!
致命的になります。
背面からアクセスできるネジ全てと,上記のケーブル2本を外せばキーボード部分を外すことができます。
この機種はキーボード側に非常にたくさんのモジュールがくっついており,気軽にキーボードだけ交換は難しそうでした。
※以上が前回の到達地点。ここから先は未知です。
まずネジから。マザーに付いているネジ4本とCPUクーラーを固定しているネジ数本さえ外せば固定は外れた状態になります。
しかしこのままではCPUファンやD-subコネクタがケースに引っかかり,取り出すことができません。
ここで選択肢が2つ。ある程度強引に引き抜く方法と,もう少しパーツの分解を進める方法。
結論から言うと,今回は強引に引き抜きました。致命的な結果になる可能性もあるのでおすすめはとてもできませんが,細かい部分の分解を進めていくこと自体も大きなリスクとなります。正直なところ,分解しないのが一番です。
マザーボードが取り出せれば,裏あるにCPUと電池にアクセスできます。CPUクーラーを外し,グリスの塗り直し。CMOS用のバックアップ電池を取り外し。これでOK。
じゃない!
同じことをする人はいないと思いますが,先にバックアップ電池を外してからグリスの塗り直しをするのがいいです。
CMOSクリアをするにはバックアップ用電池を外したあとしばらく放置する必要があるためです。
私はこの時間が足りずCMOSクリアには失敗しました。
それはさておき,グリスの塗り替えははっきり効果あり。購入時と比べてもすぐ唸りをあげていたファンがかなり静かになりました。
この機種はRADEONブランドの外部GPU(Win10化すると使えなくなる…)を搭載しているので,発熱量が多く,その割に排気口が謎位置にあるなどエアフローが悪い機種です。今まで見たどのPCよりもひどくグリスが硬化していました。
塗り直すだけでも相当マシになりそうですが,加えてグリス自体も熱伝導率が8.5W/mkクラスのものに。
壊れるんじゃないかってくらいファンがうるさかったので,これだけで分解した価値はありました。
CPUがはんだ付けタイプなのでQMプロセッサに交換できないのが残念なところ…
3.Windowsも入れ直そう(ソフト編)
CMOSクリアには失敗したのですが,どうやらPuppy Linuxを起動してみると正常にWi-Fiカードが認識され,電波を拾っています。
というわけで,念の為Windowsの入れ直しをしてみました。せっかくハードをここまできれいにしたので,ってのもありますが…軽く考えすぎでした…
<チャレンジ0>
実はCMOSクリアに挑む前にWindows10のクリーンインストールに挑戦していました。
結果はもちろん,Wi-Fi認識せず。
<チャレンジ1>
クリーンインストールでだめなんだからWi-Fiはもう何やってもだめに決まっているんですが,VAIOアプリのためにリカバリすることにしました。素のWindows10だとVAIOアプリが全滅,アップデートファイルを拾ってきてもインストール不可となるので苦肉の策です。
1回目は以前やったのと同じ方法で,「VAIO Update for Windows 8 Upgrade」を利用する方法。この機種ではWin7→Win8へのアップデートはSonyから公式にサポートがあり,上記のツールが提供されています。これをWin10にも使ってやろうという考え。
前回はそれなりにうまく行ったのですが,今回はWin10化後にいくつかインストールされない物があり。特にVAIOの設定やVAIOオリジナルのハードウェア機能(VAIOボタン,ASSISTボタン,キーボードショートカットによる画面輝度の変更など)に関するアプリが導入されず,ほぼクリーンインストールと変わらない残念な事態に。
結論。
VAIO Update for Windows 8 Upgradeを使用してWin10化はやめたほうがいいです。
<チャレンジ2>
念の為もう一度リカバリディスクでWin7へリカバリ。
不要なアプリ,Windows10で使えないことがはっきりしているアプリ等を一通り削除。その後Windows Updateに移ります。
最小工程であらかたのWindows Updateがあたった状態にするため,
・Windows 7 for x64-Based Systems 用更新プログラム (KB3020369)
・Windows 7 for x64-Based Systems 用更新プログラム (KB3125574)
の2つをインストール。あとはVAIO Updateをすべて実行します。
(実はここまではチャレンジ1でもやっていた)
万全を期すなら更にオンラインでWindows Updateを実行するところですが,見切りをつけてこの段階でWindows10 Ver.1903のアップデートに取り掛かります。
それなりに時間はかかりましたが,結論としてはVAIOオリジナルハードウェア機能はそこそこ生きていました!
一部設定しても機能しないものがありますが,これらはWin8用キットを使用しても使えるようにはならない(設定項目が消えるだけ)なので実害はなし。
◆ ◆ ◆
Wi-Fiカードは相変わらず認識しませんが,もとのカードに戻せば(遅いけど)一応つながるのでこれでメンテナンス終了にしたいと思います。
無線の不満は解消されませんでしたが,ファンの爆音問題が解決できたので結果的に良かったような気もします。
無駄にSSDを数百GB書き換えたのは…
まとめ
・グリス塗替えの効果は絶大だけどそれでもあまり分解しようと思わないほうがいい
・Win7プリインストールVAIOをWin10化するときに,Win8用のキットは不要
以上!
2019年8月20日火曜日
Lenovo ideapad S10e が Puppy Linux で復活しそう
Lenovo ideapad S10e に Puppy Linux 最新版 bionicpup32 8.0 をUSB起動させて使っているんですが,案外いい感じに使えています。
特に気に入っているのは絶妙なオモチャ感で,元々安い上に1500円で入手したという事実も相まってとても気軽に使えます。
欠点としては
・USB起動のためUSBメモリが邪魔
・SCIM+Anthyは使いにくすぎる
この2点が大きいです。
小型USBメモリを買うと1500円でPC本体を入手した意味が薄れてしまいますし,そもそもUSBメモリを挿すことには変わりなく,完全な解決にはなりません。
32GBのSSDとか寿命間近なSSDが500円とかで出てると理想的なんですけどね。
IMEは早いうちにFcitx+Mozcに変えようと思います。
もう1つ気になる点として,S10eの温度があります。
Atom N270という,スペックを大幅に犠牲にして低消費電力と低発熱を手に入れたプロセッサを搭載しているのに謎過ぎます。
調べてみたところ,どうやらCPUとヒートシンクの間には厚めの熱伝導シートが挟まっているようです。
チップセットの冷却と同じノリで冷やそうとしているんですね。
その割にファンは結構うるさく回りますし,なぜシートを使用したのか。わかりません。
その他Wi-Fiカードの発熱も結構ヤバいです。パームレスト下にあるのですごく熱が伝わってきます。5GHz対応カードにしたからかなあ。
ああ早く突き出たUSBメモリをなんとかしたい!
特に気に入っているのは絶妙なオモチャ感で,元々安い上に1500円で入手したという事実も相まってとても気軽に使えます。
欠点としては
・USB起動のためUSBメモリが邪魔
・SCIM+Anthyは使いにくすぎる
この2点が大きいです。
小型USBメモリを買うと1500円でPC本体を入手した意味が薄れてしまいますし,そもそもUSBメモリを挿すことには変わりなく,完全な解決にはなりません。
32GBのSSDとか寿命間近なSSDが500円とかで出てると理想的なんですけどね。
IMEは早いうちにFcitx+Mozcに変えようと思います。
もう1つ気になる点として,S10eの温度があります。
Atom N270という,スペックを大幅に犠牲にして低消費電力と低発熱を手に入れたプロセッサを搭載しているのに謎過ぎます。
調べてみたところ,どうやらCPUとヒートシンクの間には厚めの熱伝導シートが挟まっているようです。
チップセットの冷却と同じノリで冷やそうとしているんですね。
その割にファンは結構うるさく回りますし,なぜシートを使用したのか。わかりません。
その他Wi-Fiカードの発熱も結構ヤバいです。パームレスト下にあるのですごく熱が伝わってきます。5GHz対応カードにしたからかなあ。
ああ早く突き出たUSBメモリをなんとかしたい!
2019年8月19日月曜日
Lenovo ideapad S10e に puppy Linux 最新版 Bionicpup 8.0 を入れてみた
色々大当りの2500円VersaProにLinuxMint 19.2 cinnamonを入れたついでに,久々にS10eを引っ張り出してきました。
メルカリでHDD破損品を1500円で入手したものですが,正直Atom N270で今時何ができるんだよって感じでした。
眠らせていたのですが,dynabook NXEから剥ぎ取ったabgn対応無線LANカードを乗せていたため,VersaProに前オーナーが後付けしていたabg対応カードと入れ替えるために叩き起こし,ついでに再整備しようってことですね。
1.Bionicpup 8.0
今までLinux Mint 17.3 Mateなどを試してきたのですが,正直使い物にはなりませんでした。
デスクトップはそれなりに動くのですが,やはり現代の水準からすると激重。
なにより,デスクトップが動いたところでアプリが動かないので意味がなかったですね。特にChromiumがまともに動かないのでネットブックとかいう役目すら果たせません。
今回Puppy導入に踏みきったのは,軽量化というよりUSB起動のためです。
Puppyを入れようがChromium OSを入れようがChromiumが激重なのは変わらないわけです。
そこに余ってるとはいえ80GBのHDDを入れることすらもったいないし,せっかくなら1スピンドル化してラフに扱いたいという思いもありました。
USB起動にすれば,他のPCにUSBを気軽に差し替えられるのもいいです。
2.インストールしてみて
率直に言うと悪い意味で予想通りです。今この記事もS10e+Bionicpup 8.0で書いているのですが,これが精一杯と言った感じ。
YouTubeでの動画視聴は320pくらいなら何とかってところです。
あとカバーを閉じるとマウスカーソルが透明になります。一度CUIに切り替えてから再びX Window Systemに戻ると復活していたりします。
気軽にカバーを閉じられないネットブックってどうかしてると思います。対応策あるので致命的ではないですが…
日本語入力に関してもSCIM+Anthyなのでちょっと不便。Mozc入れられるようですが,ストレージ消費するので悩みどころです。
一方で,Mintと比べて不便を感じるとこはこれ以外ほぼないです。無線も普通につながりますし,設定できる内容や操作感にクセはあるものの許容範囲。Chromiumもちゃんと使えるので,このハードには十分って感じです。
どうせできることは大して変わらないんだから,USBにインストールできるPuppyにして正解でした。
3.そもそもS10eが…
ついでにハード面の問題として,この時期のLenovo機あるあるの「ヒンジ固すぎ問題」があります。私もLenovo G570のヒンジが無事破壊されましたが,この機種も相当固く,カバーの排気ファン側の付け根付近が割れてヒビが入っていました。
ナットを緩めて本体を抑えなくてもカバーの開閉ができ,かつ勝手にカバーの角度が変わらないトルクで締め直して解決。こんなことしないと確実に壊れるヒンジってどうなんですかね。
あとはキーボードが致命的です。ネットブックなので多少は仕方ないですが,この機種は他のネットブックと比べてもキーボードが狭いです。ストロークも浅く押し心地もよくないので,長時間の文字入力は拷問。動画を観るのも困難,文字入力も困難,そんなPCがはやった時期があると言うことが解せない。スマホやタブレットが無い時代は小型モバイルって言うだけで需要があったんですね。
他にはUSBポートの問題もありますね。SDカードスロット搭載機種ですが,ツライチにならない上にそもそもSDスロットからのブートには非対応です。必然的にUSBメモリにPuppyをインストールするしかないのですが,USBポートは2つしかないためマウスでもつなげばもう空きポートはありません。
一応起動してしまえばPuppyの入ったUSBメモリは取り外しOKなのですが,データの保存もしたいし何よりいちいち抜き差しするのは面倒です。
あとこれは直接S10eが悪いというわけでもないのですが,USBメモリさしっぱなしは邪魔です。ツライチに近い小型USBメモリやmicroSDアダプタに変えたいところです。
まだまだあります。画面解像度はやっぱりおかしすぎます。縦解像度が600ないんですよ。Windows 95時代でも800x600とかです。どんなアプリもこれに満たない解像度なんて想定していません。プリインストールのWindows XPでもあったようですが,Linuxでも下の方が切れてOKボタンが押せないなどの問題は発生します。
スピーカーも貧弱で全然音が出ません。音質悪いのはいいですが音量小さいのは致命的です。黎明期のスマホ並の音量しか出ません。
とまあ発売当初から不満の多かった機種なので色々問題はあります。
これでも一応Chromiumが動き,こうしてブログの更新ができるのだから1500円としては充分と考えなければならないでしょう。
一応バッテリーも数時間は持ちそうですし,しばらく色々遊んでみようと思います。
メルカリでHDD破損品を1500円で入手したものですが,正直Atom N270で今時何ができるんだよって感じでした。
眠らせていたのですが,dynabook NXEから剥ぎ取ったabgn対応無線LANカードを乗せていたため,VersaProに前オーナーが後付けしていたabg対応カードと入れ替えるために叩き起こし,ついでに再整備しようってことですね。
1.Bionicpup 8.0
今までLinux Mint 17.3 Mateなどを試してきたのですが,正直使い物にはなりませんでした。
デスクトップはそれなりに動くのですが,やはり現代の水準からすると激重。
なにより,デスクトップが動いたところでアプリが動かないので意味がなかったですね。特にChromiumがまともに動かないのでネットブックとかいう役目すら果たせません。
今回Puppy導入に踏みきったのは,軽量化というよりUSB起動のためです。
Puppyを入れようがChromium OSを入れようがChromiumが激重なのは変わらないわけです。
そこに余ってるとはいえ80GBのHDDを入れることすらもったいないし,せっかくなら1スピンドル化してラフに扱いたいという思いもありました。
USB起動にすれば,他のPCにUSBを気軽に差し替えられるのもいいです。
2.インストールしてみて
率直に言うと悪い意味で予想通りです。今この記事もS10e+Bionicpup 8.0で書いているのですが,これが精一杯と言った感じ。
YouTubeでの動画視聴は320pくらいなら何とかってところです。
あとカバーを閉じるとマウスカーソルが透明になります。一度CUIに切り替えてから再びX Window Systemに戻ると復活していたりします。
気軽にカバーを閉じられないネットブックってどうかしてると思います。対応策あるので致命的ではないですが…
日本語入力に関してもSCIM+Anthyなのでちょっと不便。Mozc入れられるようですが,ストレージ消費するので悩みどころです。
一方で,Mintと比べて不便を感じるとこはこれ以外ほぼないです。無線も普通につながりますし,設定できる内容や操作感にクセはあるものの許容範囲。Chromiumもちゃんと使えるので,このハードには十分って感じです。
どうせできることは大して変わらないんだから,USBにインストールできるPuppyにして正解でした。
3.そもそもS10eが…
ついでにハード面の問題として,この時期のLenovo機あるあるの「ヒンジ固すぎ問題」があります。私もLenovo G570のヒンジが無事破壊されましたが,この機種も相当固く,カバーの排気ファン側の付け根付近が割れてヒビが入っていました。
ナットを緩めて本体を抑えなくてもカバーの開閉ができ,かつ勝手にカバーの角度が変わらないトルクで締め直して解決。こんなことしないと確実に壊れるヒンジってどうなんですかね。
あとはキーボードが致命的です。ネットブックなので多少は仕方ないですが,この機種は他のネットブックと比べてもキーボードが狭いです。ストロークも浅く押し心地もよくないので,長時間の文字入力は拷問。動画を観るのも困難,文字入力も困難,そんなPCがはやった時期があると言うことが解せない。スマホやタブレットが無い時代は小型モバイルって言うだけで需要があったんですね。
他にはUSBポートの問題もありますね。SDカードスロット搭載機種ですが,ツライチにならない上にそもそもSDスロットからのブートには非対応です。必然的にUSBメモリにPuppyをインストールするしかないのですが,USBポートは2つしかないためマウスでもつなげばもう空きポートはありません。
一応起動してしまえばPuppyの入ったUSBメモリは取り外しOKなのですが,データの保存もしたいし何よりいちいち抜き差しするのは面倒です。
あとこれは直接S10eが悪いというわけでもないのですが,USBメモリさしっぱなしは邪魔です。ツライチに近い小型USBメモリやmicroSDアダプタに変えたいところです。
まだまだあります。画面解像度はやっぱりおかしすぎます。縦解像度が600ないんですよ。Windows 95時代でも800x600とかです。どんなアプリもこれに満たない解像度なんて想定していません。プリインストールのWindows XPでもあったようですが,Linuxでも下の方が切れてOKボタンが押せないなどの問題は発生します。
スピーカーも貧弱で全然音が出ません。音質悪いのはいいですが音量小さいのは致命的です。黎明期のスマホ並の音量しか出ません。
とまあ発売当初から不満の多かった機種なので色々問題はあります。
これでも一応Chromiumが動き,こうしてブログの更新ができるのだから1500円としては充分と考えなければならないでしょう。
一応バッテリーも数時間は持ちそうですし,しばらく色々遊んでみようと思います。
2019年8月17日土曜日
Linux Mintでサスペンドができなかった単純な理由
同時に,カバーを閉じると高確率でフリーズする問題も解決しました。
VersaPro Jシリーズを始めビジネスモデルに多いトラブルかも。
VersaPro Jシリーズを始めビジネスモデルに多いトラブルかも。
1.問題の内容
サスペンドに入ることができない。
(サスペンドをしても,画面が暗転せずすぐロック画面になる)
2.問題の発生した環境
VersaPro J VE7シリーズ
Windows Vistaプリインストールモデル
Intel Core 2 Duo P8700 プロセッサ
Linux Mint 19.2で使用中
3.解決策
BIOS設定でシリアルポートとパラレルポートを「使用しない」に変更
4.解決までの経緯
CUIで
sudo pm-suspend
としてみたところ,AHCI系のエラーが複数発生していることが判明。
調べてみるとレガシー機能が悪さをしていることが多いらしく,BIOSから
・USBレガシー機能
・パラレルポート
・シリアルポート
・PCカード
の設定をそれぞれ変更。
パラレルポートとシリアルポートのどちらか一方でも「使用する」または「自動」になっているとサスペンドできないことが判明しました。
他の2つは有効になっていても問題なしです。(使うこともないと思いますが)
Vista世代はいわゆるシリアル/パラレルポートがほぼ絶滅しているはずですが,大型のデスクノートやビジネスPCでは搭載機種も残っており,BIOS設定の変更をしていない場合はサスペンド機能をはじめ電源周りの動作に不具合が出る可能性があるようです。
2019年8月12日月曜日
24インチクラス液晶 ProLite XB2481HSU-B1 買いました
購入したもの
iiyama ProLite XB2481HSU-B1
23.8インチ VAパネル
2016年製
中古品 状態極上 13,000円
置き換え対象
BUFFALO FTD-W2232HS (FTD-W2232HSR)
22インチ TNパネル(おそらく)
2008年製
ジャンク品 3,000円+税
正確には23.8インチ。VAIO Lが24.0インチのため微妙に差があります。ただし言われてもわからないレベルです。
iiyama ProLite XB2481HSU-B1
23.8インチ VAパネル
2016年製
中古品 状態極上 13,000円
置き換え対象
BUFFALO FTD-W2232HS (FTD-W2232HSR)
22インチ TNパネル(おそらく)
2008年製
ジャンク品 3,000円+税
正確には23.8インチ。VAIO Lが24.0インチのため微妙に差があります。ただし言われてもわからないレベルです。
スタンドが高さ調整対応なため,VAIO Lと並べやすいのもいいところ。2016年モデルの旧機種のため,DPの代わりにDVI-Dがついているのも手持ちのDVI-D/HDMI変換アダプタが流用できて結果的に助かりました。
VA液晶は黒の締りがよくコントラストが高いということですが,日常的に使っていて気になるほどでは無いようには思いました。
一方で,旧モニタで気になっていた視野角の狭さと発色の悪さは大幅に解消され,これもこれでIPSには及ばないもののほぼ気にならなくなりました。
◆ ◆ ◆
正直旧モニタはもう寿命でした。3000円で買ったジャンクモニタで,製造後10年以上になります。
バックライトも世代的に冷陰極管と思われ,輝度自体も低下し輝度ムラも顕著です。TN液晶らしく非常に視野角が狭く,発色の悪いので…
最初はサブだし画面がデカければいいかと考えていましたが,やはり人間欲が出てくるものです。
というか旧モニタは画面は22インチあるけどフルHDじゃないんですよね。若干狭いWSXGA+というサイズ。単体で使う分にはさほど気にならないけどデュアルモニタにすると解像度違いは致命的です。
旧モニタはサブPCのモニタとしてモニタアームに取り付けて使うことにしました。スタンドのグラつきもジャンクポイントだったので,ちょうど良い活用方法です。
◆ ◆ ◆
2019年8月15日
サブモニタとして活用中の旧モニタですが,なんやかんやでやっぱりサブなら使えるなって結論に落ち着いています。
画質ははっきり言って終わってます。
バックライトの劣化や旧式TN液晶の品質など,おおよそ現代の水準には遠く及びません。
でも決して使えないわけではないんですよね。
バックライトの輝度低下は多少気になるものの,色合いについては事務用なら十分な感じ。
何より22インチワイド液晶なのが良いです。フルHDには若干及びませんが,実用上気になることはありません。
まあ3000円ならありかなって感じです。
◆ ◆ ◆
2019年8月15日
サブモニタとして活用中の旧モニタですが,なんやかんやでやっぱりサブなら使えるなって結論に落ち着いています。
画質ははっきり言って終わってます。
バックライトの劣化や旧式TN液晶の品質など,おおよそ現代の水準には遠く及びません。
でも決して使えないわけではないんですよね。
バックライトの輝度低下は多少気になるものの,色合いについては事務用なら十分な感じ。
何より22インチワイド液晶なのが良いです。フルHDには若干及びませんが,実用上気になることはありません。
まあ3000円ならありかなって感じです。
2019年8月6日火曜日
VersaPro J VE-7 購入。これは珍しく当たり!
うどん屋巡りに久々に行ったついでに,腹ごなしがてらハードオフへ行き発見。
ジャンクPCは必要もないのに安物買いの銭失いを続けているわけですが,今回は珍しく当たりを引きました。普通に使えます。
お値段2,500円。
1.スペック
CPU: Core 2 Duo P8700(2.53GHz)
RAM: 2GB DDR3-1066 SODIMM
HDD: なし(スロットインタイプ,SATA接続)
OS: Windows Vista Business 32bit(ライセンスのみ,OS無しジャンク)
2.その外の特筆事項
・キーボードが変変則配置
→いわゆるVersaProのBタイプというやつ。エンターやシフトキーが小さくなってエンターキーの右にHomeやPgUpキーが。すごく気に食わない。
打鍵感はとりわけ良くないけどパンタブラフとしては普通な感じ。
・パラレルポート,シリアルポート完備
→使わんけどまあ。
・USB2.0が5ポートも
→左3ポート背面1ポート右1ポート。USB2.0なのは世代的に当然だけど,さすが当時のビジネスモデルですごくポート数が多い。
・無線LAN非搭載
→abg対応カードが後付されてました。カードだけあと付けなので無線LAN用のアクセスランプや無線ON/OFFのハードウェアスイッチはない。
あとアンテナの処理が雑すぎ。適当に本体に詰め込んである。とりあえずそこそこの速度でつながるので,暇なときにベゼル周りに配線したい。
・映像出力はアナログVGAのみ
→当時としては普通。ビジネスらしくネジ止め可。
・ディスプレイが16インチフルHD
→正直驚いた。やっぱりフルHDじゃないとだめだね。なんかLinuxにしとくのがもったいないく感じるレベル。
・バッテリーの劣化は80%程度
→上出来でしょう。ただ,Vista上で80%充電に設定されていないため,Vistaが手に入らない現在はフル充電されるのをを止めることができず。80%で充電をストップしないと急速に劣化が進むので,バッテリー外し運用しています。
・内蔵カメラ・マイク無し
→ビジネスモデルだしまあ。カメラはともかくマイクは音声入力とかでちょっと欲しかった。マイク端子はあるのでつけようと思えば付けれるけど…
3.ジャンクポイント
・キーボード上部の左右に浮きあり。
→無理やりキーボードを外そうとしたっぽい。キーボードは故障なし。両面テープで対応。
・PCカードスロットのシャッターが開きっぱなし,イジェクトボタン破損
→シャッターはラジオペンチで戻した。イジェクトボタンは折れており,シャッターを直す際に取れてしまったのでツライチのカードはさせないけどそもそもPCカードスロットなんて使わないので…
4.運用方法
まずは現在の構成。
CPU: C2D P8700(変更なし)
RAM: 3GB
HDD: 80GB
OS: Linux Mint 19.2 cinnamon 64bit
特筆すべきはスペック。C2DのP8700って正直普通に使えるんですよ。今まで1500円とか2500円とかで初代AtomとかモバイルCeleronとか買って結局何にも使えないとか多かったですが,これは普通に使えます。しかも以前買って撃沈したC2D機と違い機種特有の致命的な不具合もありません。
世代的にも絶妙で,DDR3メモリが使えるのはすごく助かります。C2D前期や初代AtomはDDR2なので,手持ちのメモリも少ないし最大2GBまでしか増設できませんでした。
実際に使用した感じとしては,スペック面ではサブとしての使用は問題なく可能です。
正直この程度のスペックのビジネスPCは仕事でも使用していたことがあり,Win7 32bitと2GBメモリの組み合わせでもギリ使えてました。
当然cinnamon版のLinux Mintも余裕で動きます。ライセンスがあれば普通にWindowsで使いたいくらいには普通に使えるんですよね。
PassMarkのスコアで所有していたことがあるプロセッサと比べてみると
1624 : C2D P8700
1785 : i3 330M
1278 : Celeron B800
3168 : i5 2410M
3285 : i5 2430M
3593 : i5 2520M
てな感じ。
第2世代CoreiシリーズのCeleronローエンドは余裕で超え,初代Corei 3のローエンドに迫るレベルです。
このブログもVersaProで書いていますが,キーボードが クソ 微妙なこと以外は全く問題を感じません。
YouTubeも普通に見れるし,枕元PCはこれでいいかなってくらいです。激重でなければブラウザゲームもそこそこできます。
グラフィック性能はCore iシリーズと比べると格段に低いです。そこが欠点。
事務用なら不満は少ないけど,エンタメ用は厳しい。
5.運用上の問題
結局Windowsじゃないのが一番。
Chromeさえあればある程度のことができるといっても,やっぱり細かいとこで不満は出ます。Windows用のアプリが使えないのも問題。Wineで多少は対応できますが…
例えばGoogle日本語入力ひとつ取ってみてもやっぱりMozcは本家に及ばないんですよね。
Win7シールさえ貼ってあればなあ…って思うところは多いです。
あとは単純に何に使うのかってところ。机の上にはメインのVAIO Lとサブの疑似デスクトップ化したLenovo G570がある。枕元には前メインPCだったVAIO SEがある。
枕元PCだったらちょうどいいレベルのスペックだけど,わざわざVAIO SEを置き換える理由もない。
実家においておくとか,キッチンに置くとか,そんなところかなあ。
思いの外普通に使えて逆にもったいない状態になってます。
ジャンクPCは必要もないのに安物買いの銭失いを続けているわけですが,今回は珍しく当たりを引きました。普通に使えます。
お値段2,500円。
1.スペック
CPU: Core 2 Duo P8700(2.53GHz)
RAM: 2GB DDR3-1066 SODIMM
HDD: なし(スロットインタイプ,SATA接続)
OS: Windows Vista Business 32bit(ライセンスのみ,OS無しジャンク)
2.その外の特筆事項
・キーボードが変変則配置
→いわゆるVersaProのBタイプというやつ。エンターやシフトキーが小さくなってエンターキーの右にHomeやPgUpキーが。すごく気に食わない。
打鍵感はとりわけ良くないけどパンタブラフとしては普通な感じ。
・パラレルポート,シリアルポート完備
→使わんけどまあ。
・USB2.0が5ポートも
→左3ポート背面1ポート右1ポート。USB2.0なのは世代的に当然だけど,さすが当時のビジネスモデルですごくポート数が多い。
・無線LAN非搭載
→abg対応カードが後付されてました。カードだけあと付けなので無線LAN用のアクセスランプや無線ON/OFFのハードウェアスイッチはない。
あとアンテナの処理が雑すぎ。適当に本体に詰め込んである。とりあえずそこそこの速度でつながるので,暇なときにベゼル周りに配線したい。
・映像出力はアナログVGAのみ
→当時としては普通。ビジネスらしくネジ止め可。
・ディスプレイが16インチフルHD
→正直驚いた。やっぱりフルHDじゃないとだめだね。なんかLinuxにしとくのがもったいないく感じるレベル。
・バッテリーの劣化は80%程度
→上出来でしょう。ただ,Vista上で80%充電に設定されていないため,Vistaが手に入らない現在はフル充電されるのをを止めることができず。80%で充電をストップしないと急速に劣化が進むので,バッテリー外し運用しています。
・内蔵カメラ・マイク無し
→ビジネスモデルだしまあ。カメラはともかくマイクは音声入力とかでちょっと欲しかった。マイク端子はあるのでつけようと思えば付けれるけど…
3.ジャンクポイント
・キーボード上部の左右に浮きあり。
→無理やりキーボードを外そうとしたっぽい。キーボードは故障なし。両面テープで対応。
・PCカードスロットのシャッターが開きっぱなし,イジェクトボタン破損
→シャッターはラジオペンチで戻した。イジェクトボタンは折れており,シャッターを直す際に取れてしまったのでツライチのカードはさせないけどそもそもPCカードスロットなんて使わないので…
4.運用方法
まずは現在の構成。
CPU: C2D P8700(変更なし)
RAM: 3GB
HDD: 80GB
OS: Linux Mint 19.2 cinnamon 64bit
特筆すべきはスペック。C2DのP8700って正直普通に使えるんですよ。今まで1500円とか2500円とかで初代AtomとかモバイルCeleronとか買って結局何にも使えないとか多かったですが,これは普通に使えます。しかも以前買って撃沈したC2D機と違い機種特有の致命的な不具合もありません。
世代的にも絶妙で,DDR3メモリが使えるのはすごく助かります。C2D前期や初代AtomはDDR2なので,手持ちのメモリも少ないし最大2GBまでしか増設できませんでした。
実際に使用した感じとしては,スペック面ではサブとしての使用は問題なく可能です。
正直この程度のスペックのビジネスPCは仕事でも使用していたことがあり,Win7 32bitと2GBメモリの組み合わせでもギリ使えてました。
当然cinnamon版のLinux Mintも余裕で動きます。ライセンスがあれば普通にWindowsで使いたいくらいには普通に使えるんですよね。
PassMarkのスコアで所有していたことがあるプロセッサと比べてみると
1624 : C2D P8700
1785 : i3 330M
1278 : Celeron B800
3168 : i5 2410M
3285 : i5 2430M
3593 : i5 2520M
てな感じ。
第2世代CoreiシリーズのCeleronローエンドは余裕で超え,初代Corei 3のローエンドに迫るレベルです。
このブログもVersaProで書いていますが,キーボードが
YouTubeも普通に見れるし,枕元PCはこれでいいかなってくらいです。激重でなければブラウザゲームもそこそこできます。
グラフィック性能はCore iシリーズと比べると格段に低いです。そこが欠点。
事務用なら不満は少ないけど,エンタメ用は厳しい。
5.運用上の問題
結局Windowsじゃないのが一番。
Chromeさえあればある程度のことができるといっても,やっぱり細かいとこで不満は出ます。Windows用のアプリが使えないのも問題。Wineで多少は対応できますが…
例えばGoogle日本語入力ひとつ取ってみてもやっぱりMozcは本家に及ばないんですよね。
Win7シールさえ貼ってあればなあ…って思うところは多いです。
あとは単純に何に使うのかってところ。机の上にはメインのVAIO Lとサブの疑似デスクトップ化したLenovo G570がある。枕元には前メインPCだったVAIO SEがある。
枕元PCだったらちょうどいいレベルのスペックだけど,わざわざVAIO SEを置き換える理由もない。
実家においておくとか,キッチンに置くとか,そんなところかなあ。
思いの外普通に使えて逆にもったいない状態になってます。
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