液晶をもぎ取り,キーボード一体型PCと化したG570(手前)
(なおそのキーボードも壊れている)
いままで自分のG570がCeleron搭載の最廉価モデルだから壊れたのだとばかり思っていましたが……
なんと,ヒンジの構造的に「開閉をするたびにボルトが締り,最終的にはきっちり締め付けられ動かなくなる」ものであることが判明。
さらに,場合によってはヒンジの近くを通っている電源供給用のコード類を破損させてしまうらしい。
同様の症状で悩んでいる方はかなり多いようですね。
私は液晶割れG560の置き換えで購入したので,そのまま液晶パネルを古いPCに移植してG570は写真のような状態となりましたが,そうでない人も捨ててしまうのはもったいないですよ!
ネット上には分解してヒンジ修理をした人が他にもたくさん居るようです。
ちなみに,ヒンジを完全に露出させるにはネジというネジをすべて外す必要があります。
HDDやメモリの格納部分を開けたあと,HDD下のネジ,CPUファンそばの目立たないネジ,光学ドライブを外したところにあるネジ2本,バッテリー下のネジ4本,などなど……
CPUファンを基板に組み付けている3本のネジははずさなくても良いですが,それ以外のネジは軒並み外します。
最後に,キーボードを外した下にある隠しネジ(小さなLenovoシールの下)を外せば,あとはツメを外すだけでバキバキと筐体が2枚おろしになります。
CPUファンのコネクタと,キーボード下にあるコネクタ類は外しておきましょう。
私の場合は,無線LANのアンテナ線を筐体内に格納する目的で分解を行いました。
この機種は内部に無駄なスペースが結構多いので,余裕で格納できます。
アンテナ感度も(おそらく悪くなっているだろうが)あまり気になりません。
私のように液晶パネルそのものを外してしまう人は少ないと思いますが,もし同じことをして無線LANアンテナやWebカメラのケーブルが邪魔で困っている人は,分解して本体内に入れてしまうとかなりスッキリしますよ。
引っ越しして部屋数が増えるなりして,本格的にG570を活用できる見込みがついたら,壊れたキーボードもAmazonで2500円ほどのUS版純正キーボードに替えてみてもいいかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿