2015年5月28日木曜日

dynabook NXE 分解③根本的にだめ

メモ書きと自己満足(含利潤追求): dynabook NXE 分解②東芝のノートPCは多分今後一切買わない
http://44ani84.blogspot.jp/2015/05/dynabook-nxe-pc.html
つづき。

※あらすじ
東芝dynabook NXEの排熱性能が異常に低いので分解してみたところ……
熱伝導シートとグリスの重複使用+グリスが適正量よりかなり少なく,塗りムラどころでないなんともひどい状態!

しかもヒートパイプとCPUの接地面には特に加工もされておらず,ヒートパイプが途中で切ってあって,そこに直接CPUを当てる仕様。当然CPU全体を覆えるわけもなく……(前記事の画像でご確認ください)

そこで,なんとか冷却性能を取り戻すべく試行錯誤することに。

昨日,CPUグリスを剥がしただけの状態でCPU使用率70%程度で90℃まで上がる状態でした。
その後Windows UpdateをかけるとCPU使用率100%で温度が100℃付近に張り付き,強制クロックダウンが頻発。

途中でアップデートを中止して,その日は終了。



   ◆



で,今日CPUグリスが届いたので,熱伝導シートを剥がしてグリスを塗ってみました。

起動直後の処理はVistaのためかかなり重く,CPU使用率は常に50%以上。この状態ではやはり温度も90%台で,100℃超えで制限がかかることもありました。

その後,スリープで少し冷ましたあと復帰してみると,アイドリング時で40℃台,軽く操作をして負荷をかけると50℃台。昨日が夜の涼しい時で,今日は日中のかなり暑くなる時間帯なので,効果はあるような気がします。

この状態でWindows Updateの残りをかけると,やはりCPU使用率100%では100℃超えで制限がかかります。



   ◆



今回はヨレヨレになっていた熱伝導シートを剥がし,いろいろ無理がある(前回記事参照)ヒートパイプとCPUを,厚めに塗ったグリスで直接つないでいます。

新しい熱伝導シートを貼ってから,元のようにグリスとの重複スタイルにしてみてもいいのですが,高負荷時の排熱がぬるい風から熱風に変わっているので,これ以上色々いじってもしかない気がします。

また,そもそもヒートパイプとCPUの接している面積が圧倒的に少ないので,これが限界みたいです。

なにより,起動後やWindows UpdateなどですぐCPU使用率100%になってしまうあたり,H/W的にもVista的にも問題ありです。

やはり,おとなしくLinuxで使ったほうが良いかもしれません。




まとめ
昨日の熱伝導シート単独からCPUグリス単独に変えることで更に排熱性能は増したよ!
でも,すぐCPU使用率100%になるし温度も平気で100℃付近まで上がるからもう限界だよ!

使い方を考えれば使えるけど,Celeron B800搭載Lenovo G570の方が性能いいしファンも静かで排熱性能はトップクラスだしで(少なくとも液晶の壊れたままの状態では)使い道がないよ。


元々の構造上劇的な冷却性能の向上は見込めないので,CPU周りのメンテナンスはひとまずこれでおしまいにしたいと思います。

使い道はあまりないので常用できそうにないですが,Vistaを触ってみたいとき(どんな時だ……)なんかは良いかもしれません。あとはLinuxを入れて使う用くらいならできるかも。

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